書誌事項

渋沢栄一「青淵論叢」 : 道徳経済合一説

鹿島茂編訳

(講談社学術文庫, [2639])

講談社, 2020.12

タイトル別名

渋沢栄一青淵論叢 : 道徳経済合一説

タイトル読み

シブサワ エイイチ「セイエン ロンソウ」 : ドウトク ケイザイ ゴウイツセツ

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注記

原本(『青淵回顧録』下巻 (青淵回顧録刊行会, 1927年刊 第一附録)の現代語訳及び原文

叢書番号はブックジャケットによる

内容説明・目次

内容説明

時勢が緊迫する昭和のはじまりにあって、人生の黄昏を迎えていた「日本資本主義の父」は、後世に何を言い遺そうとしたのか。「家訓」にはじまり、倫理観、経済観、政治観、人生観など広汎なテーマについて三二項目にわたって、幕末維新の経験をふまえ、日本の明日を憂いながら語り尽くした談話集。渋沢という人物を深く知る訳者による、完全現代語訳。

目次

  • 富者の要務
  • 堅固正当な目的を持て
  • 立身出世の秘訣
  • 現代青年の短所と通弊
  • 信用を得る人得ない人
  • 資本よりも信用
  • 叱言の云い方
  • 勘忍強くなる様に修養した体験
  • 克己心を修養した体験
  • 真の成功とは何か
  • 予の人物鑑識法
  • 常識の発達と其の修養
  • 口舌は福禍の門
  • 順逆両境の覚悟
  • 弊を見て功を没する勿れ
  • 道理論
  • 大国民は斯う有り度い
  • 日本経済連盟に対する所感
  • 対支政策の根本義
  • 思想問題と教育の改善
  • 我国労働問題の前途
  • 外来思想と咀嚼消化の力
  • 国家観念と世界主義
  • 世界主義に立脚して産業の発達を期せ
  • 国産の振興と其の根本策
  • 政治経済と道徳観念
  • 道徳と経済の合一説
  • 商業道徳の振興
  • 事業経営に必須の条件
  • 我国の財政経済問題
  • 付録 家訓

「BOOKデータベース」 より

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