いまこそ「社会主義」 : 混迷する世界を読み解く補助線

書誌事項

いまこそ「社会主義」 : 混迷する世界を読み解く補助線

池上彰, 的場昭弘著

(朝日新書, 794)

朝日新聞出版, 2020.12

タイトル別名

いまこそ社会主義 : 混迷する世界を読み解く補助線

タイトル読み

イマ コソ「シャカイ シュギ」 : コンメイ スル セカイ オ ヨミトク ホジョセン

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注記

経済成長オンリーから、幸福を感じながら暮らせる社会へ、世界の潮目が変わろうとしている。社会主義とはどのようなものなのか、資本主義はどこへ向かうのかを、ジャーナリストとマルクス研究の第一人者が論じる。

内容説明・目次

内容説明

いま「社会主義」がなぜ注目されるか。行きづまった資本主義はどこへ向かうのか。ジャーナリストとマルクス研究の第一人者による激論!コロナ禍で、セーフティネットの大事さを誰もが知った。格差の極大化と、中間層の貧困への転落は世界的にすすみ、米国のサンダース現象のように「社会主義」に熱狂する若者も多い。経済成長オンリーから、幸福を感じながら暮らせる社会へ。世界の潮目が変わろうとしている。「社会主義」を考えることは、私たちの明日を考えることなのだ。

目次

  • 第1章 資本主義の限界—格差拡大という難題(資本主義はどこでつまずいたのか;経済格差の行き着く姿—100兆円の学費ローン;古典的資本主義の行き詰まり)
  • 第2章 社会主義の挫折—なぜ格差を解消できなかったのか(上からの社会主義、下からの社会主義;解決できなかった難題—社会主義の欠点;世界各地で社会主義が広がった理由)
  • 第3章 国家主義の台頭—自国ファーストが招く危機(コロナ禍に対応できなかったEU;止まらない自国ファーストの流れ)
  • 第4章 そして、未来へ—われわれは何を選ぶのか(初めての過少消費の世界—経済学の未知の領域;「社会的共通資本」を取り戻す)

「BOOKデータベース」 より

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