書誌事項

暴力 : 手すりなき思考

リチャード・J. バーンスタイン [著] ; 梅田孝太 [ほか] 訳

(叢書・ウニベルシタス, 1126)

法政大学出版局, 2020.12

タイトル別名

暴力 : 手すりなき思考

Violence : thinking without banisters

タイトル読み

ボウリョク : テスリ ナキ シコウ

大学図書館所蔵 件 / 155

注記

原著(Polity Press, 2013)の翻訳

その他の訳者: 大久保歩, 大森一三, 川口茂雄, 渡辺和典

監訳者: 齋藤元紀

文献一覧: 巻末p1-6

人名索引: 巻末pi-iv

事項索引: 巻末pv-xv

私たちは「暴力」とどう向き合えばいいのか。暴力について深く考え抜いた5人の思想家、シュミット、ベンヤミン、アーレント、ファノン、アスマンの書物から、根源的な暴力論を切り開く。

内容説明・目次

内容説明

正しい「暴力」はあるのか?戦争や暴動がすぐそばにある時代に、私たちは「暴力」とどう向き合えばいいのか。早急な正当化や基礎づけ主義、ニヒリズムに抗して、自由で公平な議論の場を創り出すために、暴力をめぐる絶えざる反省、「手すりなき思考」が今こそ必要だと問いかける。暴力について深く考え抜いた5人の思想家、シュミット、ベンヤミン、アーレント、ファノン、アスマンの書物から、根源的な暴力論を切り開く。

目次

  • 第1章 カール・シュミットのアポリア(カール・シュミットの曖昧な遺産;政治的なもの—友/敵の区別 ほか)
  • 第2章 ヴァルター・ベンヤミン—神的暴力?(政治的文脈;法措定的暴力と法維持的暴力 ほか)
  • 第3章 ハンナ・アーレント—権力と暴力(歴史的背景;権力と暴力の対立 ほか)
  • 第4章 フランツ・ファノンの暴力批判(歴史的文脈;自然発生的暴力—その強さと弱さ ほか)
  • 第5章 ヤン・アスマン—モーセ的区別と宗教的暴力(モーセ的区別;モーセ的区別の脱構築 ほか)
  • 第6章 暴力と非暴力についての考察

「BOOKデータベース」 より

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詳細情報

  • NII書誌ID(NCID)
    BC04586745
  • ISBN
    • 9784588011269
  • 出版国コード
    ja
  • タイトル言語コード
    jpn
  • 本文言語コード
    jpn
  • 原本言語コード
    eng
  • 出版地
    東京
  • ページ数/冊数
    vii, 350, 6, xvp
  • 大きさ
    20cm
  • 分類
  • 件名
  • 親書誌ID
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