イエズス会教育の歴史と対話 : キリシタン時代から現代に至る挑戦

書誌事項

イエズス会教育の歴史と対話 : キリシタン時代から現代に至る挑戦

桑原直己, 島村絵里子編

知泉書館, 2020.12

タイトル読み

イエズスカイ キョウイク ノ レキシ ト タイワ : キリシタン ジダイ カラ ゲンダイ ニ イタル チョウセン

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注記

文献表: p[485]-523

収録内容

  • 草創期のイエズス会学校と人文主義教育 / 高祖敏明著
  • 聖イグナチオ・デ・ロヨラの霊性と教育 / 浦善孝著
  • 『イエズス会学事規定』と「パリ方式」 / 桑原直己著
  • 初期イエズス会における修辞学教育の意義 / 桑原直己著
  • 初期イエズス会人文主義教育と女子教育修道会 / 桑原直己著
  • キリシタン時代の日本 / 川村信三著
  • キリシタン時代の日本におけるイエズス会学校 / 桑原直己著
  • 日本語訳におけるアリストテレスとトマス・アクィナス / アントニ・ウセレル著
  • 明治初期から第二バチカン公会議に至る日本のカトリック / 川村信三著
  • イエズス会教育の今日的挑戦 / 高祖敏明著
  • 日本カトリシズムの霊性 / 黒住眞著
  • 20世紀イエズス会神学者における「ヒューマニズム」思想の展開 / 島村絵里子著
  • 第二バチカン公会議とイエズス会 / 桑原直己著
  • アメリカ合衆国におけるイエズス会学校の現代的挑戦 / 島村絵里子著
  • 現代のイエズス会のミッションと教育理念の展開 / 浦善孝著

内容説明・目次

内容説明

本書はロヨラの「霊操」を精神的基盤とするイエズス会の、教育に携わってきた歴史を考察するとともに、各地域での多様な対話を通じてヒューマニズム教育を推進してきた姿を紹介した本格的な業績である。今日、教養教育と人文系の学問の社会的な存在意義が問われるなか、人文的教養の意義と歴史への関心は薄い。教育に関心をもつ読者にとり示唆に富む一書である。

目次

  • 第1部 16・17世紀のイエズス会と教育(草創期のイエズス会と教育;草創期のイエズス会学校と人文主義教育—当時の時代的挑戦とメッシーナの聖ニコロ学院の開設を中心に;聖イグナチオ・デ・ロヨラの霊性と教育—イエズス会キリスト教人文主義教育の出発点;『イエズス会学事規定』と「パリ方式」;初期イエズス会における修辞学教育の意義;初期イエズス会人文主義教育と女子教育修道会;16・17世紀の日本とイエズス会教育;キリシタン時代の日本—初期イエズス会の日本宣教;キリシタン時代の日本におけるイエズス会学校;日本語訳におけるアリストテレスとトマス・アクィナス—ペドロ・ゴメスの『イエズス会日本コレジヨの講義要綱』(1593‐95))
  • 第2部 近現代におけるカトリック教育とイエズス会(明治初期から第二バチカン公会議に至る日本のカトリック;イエズス会教育の今日的挑戦—『イエズス会教育の特徴』(1986年)が担う歴史的課題と学校改革の方向性;日本カトリシズムの霊性—戦争体験を担うイエズス会の人々;20世紀イエズス会神学者における「ヒューマニズム」思想の展開;第二バチカン公会議とイエズス会—社会正義の問題を中心に;アメリカ合衆国におけるイエズス会学校の現代的挑戦—Cristo Reyスクール・モデルを中心に;現代のイエズス会のミッションと教育理念の展開—東ティモールに新設された二つの学校を例として)

「BOOKデータベース」 より

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