鳥居龍蔵の学問と世界
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鳥居龍蔵の学問と世界
思文閣出版, 2020.12
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Torii Ryuzo's anthropological studies and their significance
Ryuzo Torii
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トリイ リュウゾウ ノ ガクモン ト セカイ
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その他のタイトルは標題紙裏による
鳥居龍蔵年譜(抄): p[526]-[538]
Description and Table of Contents
Description
日本における人類学・考古学の黎明期を代表する研究者の一人である鳥居龍蔵。明治から昭和にかけて、その足跡は中国東北部・内モンゴルから朝鮮半島、また台湾、中国西南部、東部シベリア、果ては南米まで及ぶ。学歴にとらわれず、後年には官をも辞し、家族とともに世界を駆け巡った「町の学者」鳥居。彼のなした学問が、当時、そして現在の学術研究にどう影響したのか。碩学が残した膨大な資料をもとに、その研究を現代社会の中で再評価する。
Table of Contents
- 1 鳥居龍蔵を語る(人類学者鳥居龍蔵の学問と人物像)
- 2 世界の中の鳥居龍蔵(鳥居龍蔵と西洋の人類学界—学問は国境を越えて;千島・樺太調査 ほか)
- 3 鳥居龍蔵、列島を歩く—国内調査の軌跡(戦後日本考古学史における鳥居龍蔵の再評価;近畿調査の成果とその意義 ほか)
- 4 検証・鳥居龍蔵—資料整理の最前線(鳥居龍蔵の台湾調査に関する諸資料;鳥居龍蔵の学説形成における「南方諸民族」把握の試み ほか)
- 5 資料の窓(新聞が報じた鳥居龍蔵の鹿児島県調査;鳥居龍蔵の中国山東省調査 ほか)
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