古気候の復元と年代論の構築
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古気候の復元と年代論の構築
(気候変動から読みなおす日本史, 2)
臨川書店, 2021.1
- タイトル読み
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コキコウ ノ フクゲン ト ネンダイロン ノ コウチク
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注記
監修: 中塚武
文献: 各章末
内容説明・目次
内容説明
歴史を語るには、もはや気候変動を無視できない—気候復元と年代決定の最新の達成状況を明らかにする。
目次
- はじめに 日本の気候の特徴と古気候復元の課題
- 第1部 高時間分解能古気候復元の進展(世界と日本における古気候復元研究の状況;降水量—樹木年輪酸素同位体比(セルロース酸素同位対比を用いた夏季降水量の復元);気温—樹木年輪幅・密度(年輪内最大密度を用いた富山における夏期気温の復元);降水・気温—古日記(歴史天候記録に基づく気温・降水・日射量・台風の復元);水温・気温—堆積物(日本人と日本社会が経験した気温変動);水温・塩分—サンゴ(造礁サンゴ骨格年輪を用いた過去の海洋環境の復元);気象災害—古文書(中性文献史料を利用した気候変動の復元);データ同化技術による古気候データと地球システムモデルとの統合)
- 第2部 新しい年代論の構築(酸素同位体比年輪年代法の開発;酸素同位体比クロノロジーの時空間的拡大と応用;炭素14年代法による高精度年代測定)
「BOOKデータベース」 より