赤ちゃんと体内時計 : 胎児期から始まる生活習慣病

書誌事項

赤ちゃんと体内時計 : 胎児期から始まる生活習慣病

三池輝久著

(集英社新書, 1056I)

集英社, 2021.2

タイトル読み

アカチャン ト タイナイ ドケイ : タイジキ カラ ハジマル セイカツ シュウカンビョウ

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注記

参考文献: p198-206

内容説明・目次

内容説明

赤ちゃんのひどい寝ぐずりや夜泣きの原因には諸説があるが、著者は長年の臨床経験から以下のように想定している。それは「誕生直後は『超日リズム』で生活していた赤ちゃんが、乳児期になり『概日リズム』を身につけるときに、自身の体内時計と社会活動のリズムとの間でずれが生じることで、睡眠障害や不機嫌さを起こす」というものである。この状態は赤ちゃんが“時差ぼけ”を起こしているようなもので、心身に様々な影響が出ることを意味する。ヒトの体内時計は生後一歳半から二歳にはほぼ完成し、生涯にわたり健康に強い影響をもたらす。本書では、体内時計の知識、睡眠障害と発達障害との関連性、睡眠治療の検証などを提示する。

目次

  • はじめに—ヒトはリズムで生きている
  • 第1章 ヒトと体内時計
  • 第2章 体内時計は発達する
  • 第3章 赤ちゃんと概日リズム睡眠障害—発達障害との関係
  • 第4章 眠れない赤ちゃん—生後1カ月まで
  • 第5章 眠るタイミングがつかめない赤ちゃん—生後1カ月から2歳まで
  • 第6章 胎児期から始まる生活習慣病の予防
  • 第7章 治療 正しい眠り方を教える—体内時計の調和を図る
  • あとがきにかえて—身体のリズムを取り戻すことはできるか

「BOOKデータベース」 より

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