戦前期海軍のPR活動と世論
著者
書誌事項
戦前期海軍のPR活動と世論
思文閣出版, 2021.2
- タイトル別名
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Public relations of the Japanese navy and public opinion in the prewar period
戦前期海軍のPR活動と世論
- タイトル読み
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センゼンキ カイグン ノ PR カツドウ ト ヨロン
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注記
その他のタイトルは標題紙裏による
参考文献一覧: p245-250
海軍記念日講和一覧表 (1918-1924): p[251]-441
2013年度に大阪市立大学大学院文学研究科に提出した博士論文を加筆・修正したもの
収録内容
- 海軍軍縮問題と地域社会 : 『京都日出新聞』を事例に
- 一九二一年前半における『京都日出新聞』の軍縮論
- ワシントン会議と『京都日出新聞』
内容説明・目次
内容説明
戦前期の日本海軍は、民衆・社会と良好な関係を構築するために、さまざまなPR活動を展開していた。そこには、民衆とのコミュニケーションを通じて有効なPR方法について模索し、試行錯誤を繰り返しながらつくり上げていく軍隊の姿があった。日露戦争後から第一次世界大戦、ワシントン体制という政治・社会状況の変化の中で、日本海軍はどのようなPR活動を行っていたのか。日本海軍にまつわる公文書や新聞報道を手掛かりに、これまで宣伝という枠組みで論じられてきた日本の軍隊によるコミュニケーション活動を、PR(Public Relations)の視点から分析し、現代の日本社会における社会と軍事組織とのあり方について一石を投じる。
目次
- 第1部 近代日本における軍隊とPR(「PR」の視点からみる近代日本の軍隊と民衆・社会;日本海軍のPR活動を分析する—PRのマネジメント・プロセスモデルと海軍記念日講話)
- 第2部 海軍におけるPR活動の萌芽と民衆—日露戦争〜第一次世界大戦(日露戦争後の海軍と民衆;第一次世界大戦前後における海軍のPR活動;第一次世界大戦前後における海軍と世論)
- 第3部 海軍におけるPR活動の積極化と世論—軍縮問題(軍縮をめぐる言説空間;軍縮期における海軍のPR活動;軍縮期における海軍と世論;戦前期の「軍艦便乗」にみる海軍のPR活動と民衆)
「BOOKデータベース」 より