クライシスマネジメントの本質 : 本質行動学による3・11大川小学校事故の研究

書誌事項

クライシスマネジメントの本質 : 本質行動学による3・11大川小学校事故の研究

西條剛央著

山川出版社, 2021.2

タイトル別名

クライシスマネジメントの本質 : 本質行動学による3.11大川小学校事故の研究

タイトル読み

クライシス マネジメント ノ ホンシツ : ホンシツ コウドウガク ニヨル 3 11 オオカワ ショウガッコウ ジコ ノ ケンキュウ

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内容説明・目次

内容説明

学校管理下で起きた「戦後最大の悲劇」の謎“構造”を独自に明らかにした著者が鎮魂を込めて問う「組織のクライシスマネジメント」のあるべき姿とは?

目次

  • 第1部 本質行動学による大川小学校事故の研究—質的研究法SCQRMによる科学的構造化と提言(大川小学校の事故の謎に迫る—事故の「構造化」について;あの日の校庭—構造化による概念、カテゴリーの生成;事故の構造 なぜ大川小だったのか—事故の「背景要因」「大川小固有の要因」とは;10の謎の解明—構造から導き出される「なぜ」への回答;あの日、何を最優先にすべきだったか—未来の命を守るための10の提言)
  • 第2部 大川小学校事故の「事後対応」マネジメントの研究—遺族たちはなぜ、司法による真相解明を求めざるをえなかったのか(大川小学校の校庭を支配した「超正常性バイアス」—意思決定の停滞を招いた心理的要因に焦点化した構造化;教員組織のクライシスマネジメント—組織的過失の土壌「事なかれ主義」の学校経営;事故対応のクライシスマネジメント—石巻市教育委員会の事後対応を検証する;大川小学校検証委員会のあり方を検証する—報告書の科学性と公共性、第三者委員会のリスクアセスメント)
  • 第3部 クライシスマネジメントの本質—組織、教育、社会の不条理に対抗する本質行動学の視座(大川小学校事故裁判からの教訓—組織の不条理を乗り越え、新たな意味を与えるために;大川小学校から教育の不条理を越え「未来を拓く」—大川小学校初の校長研修が始まる;石巻市、被災地で初めて原発再稼働に同意する—社会の不条理を引き起こす心理構造の解明、まっとうなクライシスマネジメントを実現するために必要なこと)

「BOOKデータベース」 より

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