書誌事項

ジェンダー分析で学ぶ女性史入門

総合女性史学会編

岩波書店, 2021.3

タイトル別名

女性史入門 : ジェンダー分析で学ぶ

タイトル読み

ジェンダー ブンセキ デ マナブ ジョセイシ ニュウモン

大学図書館所蔵 件 / 275

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注記

参考文献あり

収録内容

  • ジェンダー分析はおもしろい! / 服藤早苗執筆
  • 女官は、なぜ古代社会で活躍できたのか / 伊集院葉子執筆
  • 古墳時代の首長と女性人物埴輪 / 日高慎執筆
  • 中世を導いた女院たち : ジェンダー視点で読み解く女院と院政 / 高松百香執筆
  • 檀那と呼ばれた尼たち : ジェンダー視点でみる中世禅宗寺院の成立と経営 / 小西洋子執筆
  • 浄瑠璃・歌舞伎から読み取るジェンダー / 中臺希実執筆
  • 遊廓と遊女 : 芸娼妓解放令を中心に / 人見佐知子執筆
  • 女性画家の描いた「銃後」 : 視覚イメージのジェンダー分析 / 吉良智子執筆
  • 絵本にみる主婦/労働者としての母親像 : 戦前・戦後の『キンダーブック』をてがかりに / 宮下美砂子執筆
  • 別学・共学論争からジェンダーに敏感な教育へ / 友野清文執筆
  • 地域女性史における聞き書きの可能性 : 「地方」とジェンダーの視点から / 柳原恵執筆
  • 男性史の方法とその可能性 / 加藤千香子執筆
  • 「LGBT」史研究と史資料 / 三橋順子執筆
  • 商業的性搾取に抗する闘いの歴史 / 古橋綾執筆

内容説明・目次

内容説明

「男らしさ」「女らしさ」の固定観念をはねのけて史資料を読み解くジェンダー分析は、女性史研究に導入されて以来、歴史に新たな光を投げかけてきた。埴輪や遊廓、男女別学にLGBT、一度は聞いたことのあるテーマも、ジェンダー分析を用いればみるみるうちに異なる姿を見せはじめる。気鋭の研究者たちが最新の成果と手法をわかりやすく紹介する入門書。

目次

  • 序 ジェンダー分析はおもしろい!
  • 第1部 古代から現代へ(古代—リーダーの条件は性別不問;中世—先駆者としての女性;近世—「家」がもたらす葛藤と歪み;近現代—ジェンダー秩序の形成/固定化/揺らぎ)
  • 第2部 テーマと方法(男性史の方法とその可能性;「LGBT」史研究と史資料;商業的性搾取に抗する闘いの歴史)

「BOOKデータベース」 より

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