遺伝子社会学の試み : 社会学的生物学嫌いを超えて
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書誌事項
遺伝子社会学の試み : 社会学的生物学嫌いを超えて
日本評論社, 2021.3
- タイトル別名
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遺伝子社会学の試み : 社会学的生物学嫌いを超えて
- タイトル読み
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イデンシ シャカイガク ノ ココロミ : シャカイガクテキ バイオフォビア オ コエテ
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注記
個人の遺伝子属性と社会的行動との関連を分析。「ツイッター遺伝子の発見?」「高田少子化論の進化論的基盤」など、全14編の論文を収録する。日本の社会学がバイオフォビアを克服する上でのマイルストーンとなる画期的業績。
文献: 章末
収録内容
- ツイッター遺伝子の発見? / 桜井芳生, 西谷篤, 赤川学ほか著
- 現代若者「生きにくさ」に対する、セロトニントランスポーター遺伝子多型5-HTTLPRの効果 / 桜井芳生, 西谷篤, 尾上正人著
- セロトニントランスポーター遺伝子多型におけるヘテロ二本鎖解析の検討 / 西谷篤, 桜井芳生著
- 日本若年層の「スマホゲーム」頻度に対する、遺伝子一塩基多型〈SNP〉rs4680の看過しがたい効果 / 桜井芳生, 西谷篤, 尾上正人ほか著
- 「社会学の危機」から、「バイオダーウィニスト」の「理解」社会学へ / 桜井芳生著
- 高田少子化論の進化論的基盤 / 赤川学著
- 育ち〈Nurture〉の社会生物学に向けて / 尾上正人著
- 進化社会学的想像力 / 三原武司著
- 「女性特有の病気だから」という理由で沈黙せざるを得ない父親たち / 高口僚太朗著
- バイオダーウィニズムによる〈文化〉理論 / 桜井芳生著
- 「待ち時間」としてのヒトの長い長い子ども期 / 尾上正人著
- ある種の両性生殖生物のオス〈たとえばヒトの男〉は、なぜ母子を扶養するのか / 桜井芳生著
- 高緯度化と農耕を通じた女の隷属 / 尾上正人著
- 若者の若者文化離れ仮説への、ホルモン時系列推移の状況証拠 / 桜井芳生著
内容説明・目次
目次
- 第1部 遺伝子社会学の試み(ツイッター遺伝子の発見?—SNP(遺伝子一塩基多型)rs53576解析による遺伝子社会学の試み;現代若者「生きにくさ」に対する、セロトニントランスポーター遺伝子多型5‐HTTLPRの効果;(補論)セロトニントランスポーター遺伝子多型におけるヘテロ二本鎖解析の検討;日本若年層の「スマホゲーム」頻度に対する、遺伝子一塩基多型(SNP)rs4680の看過しがたい効果)
- 第2部 社会学的生物学嫌いを超えて(「社会学の危機」から、「バイオダーウィニスト」の「理解」社会学へ;高田少子化論の進化論的基盤;育ち(Nurture)の社会生物学に向けて—共進化とエピジェネティクスから見た社会構築主義;進化社会学的想像力—3つの進化社会学ハンドブックの検討と進化社会学的総合;「女性特有の病気だから」という理由で沈黙せざるを得ない父親たち—ターナー症候群の娘を持つ父親たちの「生きづらさ」とは何か;バイオダーウィニズムによる〈文化〉理論—なんの腹の足しにもならないのに、、、;「待ち時間」としてのヒトの長い長い子ども期—社会化説、アリエス、そして生活史不変則へ;ある種の両性生殖生物のオス(たとえばヒトの男)は、なぜ母子を扶養するのか—岸田秀を超えて;高緯度化と農耕を通じた女の隷属—性分業・家父長制への新たな視座;若者の若者文化離れ仮説への、ホルモン時系列推移の状況証拠)
「BOOKデータベース」 より