幕末の学問・思想と政治運動 : 気吹舎の学事と周旋
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幕末の学問・思想と政治運動 : 気吹舎の学事と周旋
吉川弘文館, 2021.4
- タイトル別名
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幕末の学問思想と政治運動 : 気吹舎の学事と周旋
- タイトル読み
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バクマツ ノ ガクモン・シソウ ト セイジ ウンドウ : イブキノヤ ノ ガクジ ト シュウセン
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注記
国政に関する勢力間での議論や対立の仲介を目的に、志士らが展開した国事周旋の活動基盤とは何か。秋田藩の私塾気吹舎での学問の実践と知識人の政治関与の考察から、政治運動と学問・思想、情報や交流との関係を検討する。
博士学位請求論文 (東北大学, 2010年度提出) をもとに執筆したもの
収録内容
- 幕末の国事周旋と政治基盤
- 秋田藩平田家の誕生と気吹舎
- 気吹舎情報をめぐる諸関係
- 国事周旋と言路
- 内乱回避をめぐる「周旋」
- 平田延胤著『馭戎論』の成立と学問統合
- 王政復古前後における秋田藩と気吹舎
- 総括と課題
内容説明・目次
内容説明
幕末の政治的混乱の中、国政に関する勢力間での議論や対立を仲介することを目的に志士らが展開した国事周旋。その活動基盤とは何だったのか。秋田藩の私塾気吹舎で行われた学問の実践と知識人の政治関与の考察から、政治運動と学問・思想、そして情報や交流との関係を検討。平田国学の政治的意義を捉え直し、議論空間の様相を明らかにする。
目次
- 幕末の国事周旋と政治基盤
- 第1部 「周旋」をめぐる学問と情報(秋田藩平田家の誕生と気吹舎;気吹舎情報をめぐる諸関係)
- 第2部 国事周旋の時代(国事周旋と言路;内乱回避をめぐる「周旋」)
- 第3部 国事と学事(平田延胤著『馭戎論』の成立と学問統合;王政復古前後における秋田藩と気吹舎)
- 総括と課題
「BOOKデータベース」 より