フクシマ土壌汚染の10年 : 放射性セシウムはどこへ行ったのか

書誌事項

フクシマ土壌汚染の10年 : 放射性セシウムはどこへ行ったのか

中西友子著

(NHKブックス, 1268)

NHK出版, 2021.4

タイトル別名

土壌汚染 : フクシマの放射性物質のゆくえ

フクシマ土壌汚染の10年 : 放射性セシウムはどこへ行ったのか

フクシマ : 土壌汚染の10年: 放射性セシウムはどこへ行ったのか

タイトル読み

フクシマ ドジョウ オセン ノ 10ネン : ホウシャセイ セシウム ワ ドコエ イッタノカ

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注記

「土壌汚染 : フクシマの放射性物質のゆくえ」(2013年刊) の続編

内容説明・目次

内容説明

人々を不安に陥れた放射能汚染は今、どうなっているのか。飛散した放射性セシウムが土に強く固着しつつあることを原発事故後の現地調査でいち早く明らかにした著者が、10年の間に新たに判明してきた事実を書き下ろす。稲、大豆、果物、山菜、キノコ、樹木、家畜に至るまでさまざまな生物のセシウム吸収と排出の仕組みを解明し、田畑、森林、市街地での除染の影響を検証したうえで、河川を通じた拡散や二次汚染などの新たなリスクを示す。汚染の実態を知り、本質を考えるために不可欠の一冊。

目次

  • 序章 「放射能」を理解する—汚染をめぐる基礎知識
  • 第1章 土壌の汚染と除染の方法—セシウムはどう固定されるか
  • 第2章 吸収の抑制と排出の仕組み—セシウムはどう取り込まれるか
  • 第3章 果実への蓄積と二次汚染—セシウムは植物内でどう動くか
  • 第4章 森林の汚染から河川への流出へ—セシウムはどう運ばれるか
  • 補論 セシウムボールと放出源

「BOOKデータベース」 より

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