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西暦一〇〇〇年グローバリゼーションの誕生

ヴァレリー・ハンセン著 ; 赤根洋子訳

文藝春秋, 2021.5

Other Title

The year 1000 : when explorers connected the world -- and globalization began

西暦1000年グローバリゼーションの誕生

グローバリゼーションの誕生 : 西暦一〇〇〇年

西暦1000年

Title Transcription

セイレキ センネン グローバリゼーション ノ タンジョウ

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Note

原タイトル: The year 1000

お薦めの関連図書と見学先: p320-327

索引: p371-387

Description and Table of Contents

Description

西暦一〇〇〇年。西欧社会は暗黒時代からの復興の途上にあり、大航海時代はいまだ遠い。しかし本書はこの年こそが「グローバリゼーションのはじまり」であることを描き出す。すでに中国からインド、アラビア半島、アフリカは海上交易でつながり、バイキングが北米に到達したことで「世界一周交易路」が開通した。史上初めて、異国のもの、技術、情報、宗教が遠く離れた国に到達し、人々の生活に影響を及ぼすグローバリゼーションが起こったのだ。中国、アラブ、アメリカ、ヨーロッパが経済力を競い合う世界は、大航海時代よりもむしろ現代に似ている。そこには西欧中心史観では知り得なかった「未来」が出現していた—。

Table of Contents

  • 第1章 西暦一〇〇〇年の世界
  • 第2章 北アメリカ—バイキング、新大陸へ
  • 第3章 南北アメリカ—一〇〇〇年のパンアメリカン・ハイウェイ
  • 第4章 東ヨーロッパ—ヨーロッパ人奴隷の運命
  • 第5章 アフリカ—世界一の富豪王
  • 第6章 中央アジア—二大宗教ブロックの成立
  • 第7章 東南アジア・南アジア—驚嘆すべき大航海
  • 第8章 中国—グローバリゼーション最先端の地

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