アジア・太平洋戦争と日本の対外危機 : 満洲事変から敗戦に至る政治・社会・メディア

書誌事項

アジア・太平洋戦争と日本の対外危機 : 満洲事変から敗戦に至る政治・社会・メディア

片山慶隆編著

(MINERVA日本史ライブラリー, 30)

ミネルヴァ書房, 2021.6

タイトル別名

アジア太平洋戦争と日本の対外危機 : 満洲事変から敗戦に至る政治社会メディア

タイトル読み

アジア タイヘイヨウ センソウ ト ニホン ノ タイガイ キキ : マンシュウ ジヘン カラ ハイセン ニ イタル セイジ シャカイ メディア

大学図書館所蔵 件 / 130

注記

参考文献: 各章末

収録内容

  • 日本外交による満洲事変正当化の論理 / 中谷直司著
  • 満洲事変後における日満労働統制の試み / 町田祐一著
  • 戦時期日本における代議士と利益団体 / 手塚雄太著
  • 「終戦工作」における宮中勢力の動向 / 茶谷誠一著
  • 政治家・永田秀次郎の国際交流 / 浜田幸絵著
  • 日中戦争期における中国専門記者の認識と活動 / 島田大輔著
  • 言論人・正木ひろしの国際認識 / 片山慶隆著

内容説明・目次

内容説明

満洲事変以後の日本は、諸外国との戦争や武力衝突の危険性という対外危機と、大恐慌以後の経済危機に直面していた。なぜ日本は、この危機を克服できずに戦争への道を突き進んだのか。またなぜ早期の終戦を迎えることが出来なかったのか。さらにこの間日本はどのように変質していったのか。本書では、政治、社会、メディアなど多角的な視点から構造と実態を解明する。

目次

  • 第1部 日本の政治・外交にとっての「危機」と戦争(日本外交による満洲事変正当化の論理—「満蒙特殊権益論」の二度の転換、一九一九〜三二年;満洲事変後における日満労働統制の試み—公立職業紹介事業の対満進出;戦時期日本における代議士と利益団体—加藤鐐五郎と陶磁器業界を中心に;「終戦工作」における宮中勢力の動向—木戸幸一内大臣を中心に)
  • 第2部 日本のメディア人にとっての「危機」と戦争(政治家・永田秀次郎の国際交流—東京オリンピック、エスペラント、世界教育会議を中心に;日中戦争期における中国専門記者の認識と活動—太田宇之助を中心に;言論人・正木ひろしの国際認識—戦中期を中心に)

「BOOKデータベース」 より

関連文献: 1件中  1-1を表示

詳細情報

ページトップへ