田邊元の政治哲学 : 戦中・戦後の思索を辿る

書誌事項

田邊元の政治哲学 : 戦中・戦後の思索を辿る

山内廣隆著

昭和堂, 2021.7

タイトル別名

田邊元の政治哲学 : 戦中戦後の思索を辿る

タイトル読み

タナベ ハジメ ノ セイジ テツガク : センチュウ センゴ ノ シサク オ タドル

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注記

引用・参考文献: p216-224

事項索引・人名索引: 巻末pi-viii

内容説明・目次

内容説明

明治の時代から長い思索を続けてきた田邊元。敗北の戦後を生きた第一級の哲学者が、その体験をどのように体系化しているのか。本書では戦中と戦後の講演・著作を比較しながら、戦中を反省し慟哭・懴悔する田邊元の政治哲学に迫る。田邊天皇論への反論にも注目。

目次

  • 第1部 田邊政治哲学のプロブレマティーク(戦後田邊政治哲学の旅立ち;戦中期講演『歴史的現実』の現実;「自然法」について;『歴史的現実』の哲学;平和思想家・森瀧市郎の戦前思想;一高文化祭講演『文化の限界』における「懺悔」)
  • 第2部 戦後の田邊政治哲学—『政治哲学の急務』を読む(社会民主主義と政治哲学—第一章「社会民主主義の哲学的課題」を読む;田邊政治哲学とは何か—第二章「絶対現実即理想の弁証法」を読む;絶対的総合の原理としての「友愛」—第三章「社会民主主義の基礎としての友愛連帯」を読む;「友愛」の実践—第四章「友愛連帯の原理としての無の絶対媒介」を読む;田邊政治哲学における天皇—第五章「天皇制の問題に対する哲学的示唆」を読む;懺悔そして天皇)

「BOOKデータベース」 より

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