いわさきちひろと戦後日本の母親像 : 画業の全貌とイメージの形成

書誌事項

いわさきちひろと戦後日本の母親像 : 画業の全貌とイメージの形成

宮下美砂子著

世織書房, 2021.6

タイトル読み

イワサキ チヒロ ト センゴ ニホン ノ ハハオヤゾウ : ガギョウ ノ ゼンボウ ト イメージ ノ ケイセイ

大学図書館所蔵 件 / 70

この図書・雑誌をさがす

注記

主要参考文献、史資料一覧: p[283]-294

いわさきちひろ・関連年表: p[295]-313

収録内容

  • 研究の目的と方法
  • 画家としてのバックボーンの形成
  • 画業の拡大と「母性」イメージの萌芽
  • 「童画家」への道と童画におけるジェンダー構造の変容
  • 絵本市場の拡大と「専業主婦」の隆盛
  • 「母性」を描く画家として
  • 社会活動での期待の高まりと支持層の拡大
  • 母親像の揺らぎと画風の変化
  • 原点への回帰と反戦・平和活動
  • 現代におけるいわさきちひろ像と新たな解釈
  • いわさきちひろの画業とイメージ

内容説明・目次

内容説明

いわさきちひろに託された“母親像”とは何だったのか。ちひろの画業と現代社会に生きる母親たちのあり方をジェンダーの視点から捉え直し、初源に立つちひろの思いを新たな可能性へと解き放つ。

目次

  • 研究の目的と方法
  • 1 戦前から1950年代(画家としてのバックボーンの形成;画業の拡大と「母性」イメージの萌芽;「童画家」への道と童画におけるジェンダー構造の変容)
  • 2 高度成長期(絵本市場の拡大と「専業主婦」の隆盛;「母性」を描く画家として;社会活動での期待の高まりと支持層の拡大)
  • 3 1960年代末から現代(母親像の揺らぎと画風の変化;原点への回帰と反戦・平和活動;現代におけるいわさきちひろ像と新たな解釈)
  • いわさきちひろの画業とイメージ—これまでとこれから

「BOOKデータベース」 より

詳細情報

ページトップへ