中世後期の京郊荘園村落
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中世後期の京郊荘園村落
吉川弘文館, 2021.11
- タイトル読み
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チュウセイ コウキ ノ キョウコウ ショウエン ソンラク
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中世後期の京郊荘園村落
2021.11.
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中世後期の京郊荘園村落
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注記
索引: 巻末p1-12
収録内容
- 中世後期村落論の研究史と本書の課題
- 山城国上久世荘における年貢収納・算用と「沙汰人」
- 山城国上久世荘における被官化状況と細川氏権力
- 山城国下久世荘における荘官・侍衆
- 山城国上久世荘における「荘家の一揆」と損免・井料
- 山城国上久世荘における段銭と「荘家の一揆」
- 山城国上久世荘における鎮守・寺庵
- 山城国上久世荘における山林資源利用
- 本書の成果と課題
内容説明・目次
内容説明
過酷な環境を克服するため、自律性を獲得していったとされる中近世移行期の村落。しかしそうした議論は、実在の村をどこまで反映したものなのか。畿内村落の一つである東寺領山城国上久世荘に軸を置き、室町期の年貢収納のありようや一揆の様相、武家権力との関係を検討。その特徴と時代に伴う変化を追い、移行期村落論に新たな知見を提示する。
目次
- 中世後期村落論の研究史と本書の課題
- 1 京郊荘園村落の支配体制と村落上層(山城国上久世荘における年貢収納・算用と「沙汰人」;山城国上久世荘における被官化状況と細川氏権力;山城国下久世荘における荘官・侍衆)
- 2 京郊荘園村落の再生産構造(山城国上久世荘における「荘家の一揆」と損免・井料;山城国上久世荘における段銭と「荘家の一揆」;山城国上久世荘における鎮守・寺庵;山城国上久世荘における山林資源利用—「鎮守の森」と「篠村山」)
- 本書の成果と課題
「BOOKデータベース」 より