中世後期の京郊荘園村落

書誌事項

中世後期の京郊荘園村落

高木純一著

吉川弘文館, 2021.11

タイトル読み

チュウセイ コウキ ノ キョウコウ ショウエン ソンラク

電子リソースにアクセスする 全1

大学図書館所蔵 件 / 76

この図書・雑誌をさがす

注記

索引: 巻末p1-12

収録内容

  • 中世後期村落論の研究史と本書の課題
  • 山城国上久世荘における年貢収納・算用と「沙汰人」
  • 山城国上久世荘における被官化状況と細川氏権力
  • 山城国下久世荘における荘官・侍衆
  • 山城国上久世荘における「荘家の一揆」と損免・井料
  • 山城国上久世荘における段銭と「荘家の一揆」
  • 山城国上久世荘における鎮守・寺庵
  • 山城国上久世荘における山林資源利用
  • 本書の成果と課題

内容説明・目次

内容説明

過酷な環境を克服するため、自律性を獲得していったとされる中近世移行期の村落。しかしそうした議論は、実在の村をどこまで反映したものなのか。畿内村落の一つである東寺領山城国上久世荘に軸を置き、室町期の年貢収納のありようや一揆の様相、武家権力との関係を検討。その特徴と時代に伴う変化を追い、移行期村落論に新たな知見を提示する。

目次

  • 中世後期村落論の研究史と本書の課題
  • 1 京郊荘園村落の支配体制と村落上層(山城国上久世荘における年貢収納・算用と「沙汰人」;山城国上久世荘における被官化状況と細川氏権力;山城国下久世荘における荘官・侍衆)
  • 2 京郊荘園村落の再生産構造(山城国上久世荘における「荘家の一揆」と損免・井料;山城国上久世荘における段銭と「荘家の一揆」;山城国上久世荘における鎮守・寺庵;山城国上久世荘における山林資源利用—「鎮守の森」と「篠村山」)
  • 本書の成果と課題

「BOOKデータベース」 より

詳細情報

ページトップへ