黒死病・ナポレオン戦争・顕微鏡
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黒死病・ナポレオン戦争・顕微鏡
(疫病の世界史 / フランク・M・スノーデン著 ; 桃井緑美子, 塩原通緒訳, 上)
明石書店, 2021.11
- タイトル別名
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Epidemics and society : from the Black Death to the present
黒死病ナポレオン戦争顕微鏡
- タイトル読み
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コクシビョウ・ナポレオン センソウ・ケンビキョウ
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内容説明・目次
内容説明
疫病は人間社会の実像を映し出す鏡だ。それは個々の生を揺るがし、宗教への懐疑や哲学の刷新を促してきた。上巻ではペスト、天然痘、コレラなどの流行の実態と、ある「英雄」の見込み違いが招いた惨事、そして細菌の発見がもたらした劇的な転機を描く。
目次
- はじめに
- 体液理論による医学—ヒポクラテスとガレノスの遺産
- ペスト、三度のパンデミック—五四一年〜一九五〇年ごろ
- ペストという病気
- ペストへの対応
- エドワード・ジェンナー以前の天然痘
- 天然痘の歴史への影響
- 戦争と疾病1—ナポレオンと黄熱とハイチ革命
- 戦争と疾病2—一八一二年のロシア、ナポレオンと赤痢と発疹チフス
- パリ臨床学派
- 衛生改革運動
- 細菌病原説
- コレラ
「BOOKデータベース」 より