中華世界の盛衰 : ～四世紀

著者

書誌事項

中華世界の盛衰 : ～四世紀

[吉本道雅ほか執筆] ; 冨谷至責任編集

（岩波講座世界歴史 / 荒川正晴 [ほか] 編集委員, 5）

岩波書店, 2021.11

タイトル別名

中華世界の盛衰 : ～4世紀

タイトル読み

チュウカ セカイ ノ セイスイ : ～ヨンセイキ

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注記

その他の執筆者: 宮宅潔, 鷹取祐司, 石井仁, 高村武幸, 釜谷武志, 古勝隆一, 田中俊明, 荒川正晴

その他の執筆者「高村」の「高」は「梯子高 (はしごだか) 」の置き換え

参考文献: 論末

内容説明・目次

内容説明

先秦時代から西晋に至るまでの東アジアの世界は、どんな思想に支えられていたのだろうか。またそこにはどのような制度が備わり、いかなる社会が形作られていたのか。政治のみならず軍事制度、文学、また家族制度・性差、日本や中央アジアを含む周辺地域とのかかわりまでを射程に収め、「中華世界」の興隆から衰微までを新たな時代区分と「中華世界の重層環節」という視座のもとにダイナミックに描き出す。

目次

  • 展望（中華世界の重層環節その一幕）
  • 問題群（「中華帝国」以前；軍事制度からみた帝国の誕生—秦から漢へ；漢帝国の黄昏—前漢から後漢へ；漢人中華帝国の終焉—四夷中郎校尉から都督へ）
  • 焦点（漢代地方官吏の日常生活；漢魏晋の文学に見られる華と夷；礼秩序と性差；楽浪と「東夷」世界—三世紀にいたる秘められた水脈；漢晋期の中央アジアと中華世界）

「BOOKデータベース」 より

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