飛鳥井家歌学の形成と展開
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飛鳥井家歌学の形成と展開
勉誠出版 (発売), 2022.2 , 勉誠社(製作)
- タイトル読み
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アスカイケ カガク ノ ケイセイ ト テンカイ
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注記
制作: 勉成社
令和3年度日本学術振興会科学研究費補助金「研究成果公開促進費」助成出版
初出一覧: 491-494p
収録内容
- 雅俊の歌道伝授と秘伝
- 雅康の「飛鳥井流切紙口伝」
- 一条兼良の言説と良鎮
- 『歌林良材集』『伊勢物語愚見抄』の引用
- 『僻案抄』と兼良説の追補
- 為和本の改変
- 晩年の定数歌
- 歌・蹴鞠道を詠む
- 雅章と後水尾院周辺
- 雅豊の作法書にみる歌学継承
- 雅章と鍋島直能
- 「飛鳥井雅俊卿五十首」の伝来
- 垂水島津家の歌壇活動
- 雅光と伊集院兼愷
- 雅典の伝受記録にみる切紙四通
- 御所伝受の終焉
内容説明・目次
内容説明
歌と蹴鞠、その両道を家業とし、公武、さらには中央と地方を結ぶネットワークを構築、歌壇の中心で歌学を継承し、近代までその伝統を繋ぎとめようとした歌道家、飛鳥井家。彼らが歌道家として生きた室町期から明治維新期において、歌学はいかなる意味を有していたのか。また、歌道家はいかにして時代や社会を生きぬいていったのか。飛鳥井家の系譜を紐解くことで、歌を守り、伝えていく思想と精神の展開を明らかにする。
目次
- 第1章 飛鳥井流秘伝の形成
- 第2章 『古今栄雅抄』再編をめぐる問題
- 第3章 『蓮心院殿説古今集注』諸本の性格
- 第4章 雅康の定数歌にみる嫡庶の問題
- 第5章 近世前期における歌学の継承と相伝
- 第6章 近世前期における地方歌壇との関わり
- 第7章 近世後期の堂上派地方歌壇の展開
- 第8章 幕末期の古今伝受
「BOOKデータベース」 より