アダム・スミス : 共感の経済学

書誌事項

アダム・スミス : 共感の経済学

ジェシー・ノーマン著 ; 村井章子訳

早川書房, 2022.2

タイトル別名

Adam Smith : what he thought, and why it matters

アダムスミス : 共感の経済学

アダム・スミス共感の経済学

タイトル読み

アダム・スミス : キョウカン ノ ケイザイガク

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注記

原著(c2018)の日本語版

内容説明・目次

内容説明

本書は、イギリスの現役国会議員であり財務担当補佐官を務めた経歴を持つジェシー・ノーマンによる、アダム・スミスの本格的評伝であり思想解説書である。スミスの思想の成り立ちをその生涯から解き明かすとともに、「市場原理主義者」「不平等と利己主義の擁護者」といった“神話”をそぎ落とし、経済学はもちろん政治学、倫理学、社会学、心理学にまで広がる思想的影響を俯瞰。スミスを理解するキーワードの一つである「共感」に代表される、その「人間の科学」への洞察を足がかりに、格差拡大やグローバル化など様々な課題に直面する現代へのヒントを提示する。

目次

  • 第1部 生涯(カーコーディの少年 一七二三〜一七四六年;人生で最も有益で幸福で誇らしい時期 一七四六〜一七五九年;実り多き幕間 一七六〇〜一七七三年;あなたはただ一人でこの分野に君臨することになるでしょう 一七七三〜一七七六年;最後まで働き続けて 一七七六〜一七九〇年)
  • 第2部 思想(評判、事実、神話;アダム・スミスの経済学;アダム・スミスと市場)
  • 第3部 影響(資本主義に対する不満;商業社会の道徳のあり方;スミスの今日的意義)

「BOOKデータベース」 より

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