人類の起源 : 古代DNAが語るホモ・サピエンスの「大いなる旅」

書誌事項

人類の起源 : 古代DNAが語るホモ・サピエンスの「大いなる旅」

篠田謙一著

(中公新書, 2683)

中央公論新社, 2022.2

タイトル別名

古代DNAが語るホモサピエンスの大いなる旅

タイトル読み

ジンルイ ノ キゲン : コダイ DNA ガ カタル ホモ・サピエンス ノ「オオイナル タビ」

大学図書館所蔵 件 / 339

注記

参考文献: p275-294

内容説明・目次

内容説明

古人骨に残されたDNAを解読し、ゲノム(遺伝情報)を手がかりに人類の足跡を辿る古代DNA研究。近年、分析技術の向上によって飛躍的に進展を遂げている。30万年前にアフリカで誕生したホモ・サピエンスは、どのように全世界に広がったのか。旧人であるネアンデルタール人やデニソワ人との血のつながりはあるのか。アジア集団の遺伝的多様性の理由とは—。人類学の第一人者が、最新の研究成果から起源の謎を解き明かす。

目次

  • 第1章 人類の登場—ホモ・サピエンス前史
  • 第2章 私たちの「隠れた祖先」—ネアンデルタール人とデニソワ人
  • 第3章 「人類揺籃の地」アフリカ—初期サピエンス集団の形成と拡散
  • 第4章 ヨーロッパへの進出—「ユーラシア基層集団」の東西分岐
  • 第5章 アジア集団の成立—極東への「グレート・ジャーニー」
  • 第6章 日本列島集団の起源—本土・琉球列島・北海道
  • 第7章 「新大陸」アメリカへ—人類最後の旅
  • 終章 我々はどこから来たのか、我々は何者か、我々はどこへ行くのか—古代ゲノム研究の意義

「BOOKデータベース」 より

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