『千と千尋の神隠し』を読む

書誌事項

『千と千尋の神隠し』を読む

愛甲修子著

(言視books, . アニメに学ぶ心理学||アニメ ニ マナブ シンリガク ; [1])

言視舎, 2015.10

タイトル別名

千と千尋の神隠しを読む

タイトル読み

『セン ト チヒロ ノ カミカクシ』オ ヨム

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注記

文献: p94

内容説明・目次

内容説明

『千と千尋…』からは、思春期、PTSD(心的外傷)・トラウマ、愛着障害などのテーマをあぶり出していく。これで「思春期」がわかる!

目次

  • 思春期は不思議の世界—トンネルは思春期の入口
  • 反抗期—両親は豚になった
  • 思春期を受け入れることの意味—不思議の世界の食べものを食べないと消えてしまう
  • 八百万の神様がやってくる世界—草原はなぜ海に変わったのか
  • 大人の条件—仕事をもたない者は動物にされてしまう
  • 自己同一性の喪失—湯バーバは相手の名を奪う
  • 家庭内暴力—溺愛され、暴れる坊
  • なつかしさの心理—おにぎりを食べて大泣きする千尋
  • ストーカーの心理—余計なお世話をするカオナシ
  • 自然治癒力—ニガ団子の効用
  • アイデンティティの拡散—カエルの姿になったカオナシ
  • 摂食障害—カオナシの大食い
  • 支配欲—命令する湯バーバ
  • 不浄と清浄—エンガチョを切り、けがれを祓う
  • 居場所がない—片道切符と心のきずな
  • 溺愛の心理—湯バーバはネズミが坊と気づかない
  • 恋愛の心理—ハクと千尋双方の思い
  • 思いやりの心理—髪どめにこめられた願い
  • トラウマからの回復—名前を思い出す
  • 自己確立—豚の中に親はいない
  • 子どもの時間と大人の時間—海は草原になり、トンネルの出口が変わる
  • 神隠しの世界—八百万の神さまと日本人の心

「BOOKデータベース」 より

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