英語の階級 : 執事は「上流の英語」を話すのか?

書誌事項

英語の階級 : 執事は「上流の英語」を話すのか?

新井潤美著

(講談社選書メチエ, 762)

講談社, 2022.4

タイトル別名

執事は上流の英語を話すのか

タイトル読み

エイゴ ノ カイキュウ : シツジ ワ ジョウリュウ ノ エイゴ オ ハナスノカ

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注記

主な参考文献: p194-201

内容説明・目次

内容説明

映画には教養にあふれ洗練された英語を話す執事がよく登場する。あの言葉づかいや話し方は、「上流の」英語なのか—?‘Pardon’や‘toilet’といった日本人にも身近な英単語は、実は英国では階級の指標になってしまう言葉づかいだった!「執事の英語」を入り口に、アッパー・クラスやコックニーの英語から、アメリカ英語に英国人が抱く微妙な感情やBBCの英語まで、著者自身の経験も交えつつ、話し言葉と「階級」が織りなす複雑で、奥深い文化を描き出す。何気ない表現から見えてくる、もう一つの英語世界にようこそ!

目次

  • 序章 「礼儀正しい」英語はややこしい?
  • 第1章 執事の英語が語るもの—「洗練された」ロウワー・ミドル・クラス
  • 第2章 「U」と「non‐U」—何が「上流」で、何が「上流ではない」のか
  • 第3章 アメリカの悪しき(?)影響—アメリカ英語と階級の複雑な関係
  • 第4章 アッパー・クラスの英語と発音—『マイ・フェア・レディ』の舞台裏
  • 第5章 ワーキング・クラスの英語—魅力的な訛りの世界
  • 終章 標準的な、「正しい」英語とは?—BBCの試行錯誤

「BOOKデータベース」 より

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