日本のコメ問題 : 5つの転換点と迫りくる最大の危機

書誌事項

日本のコメ問題 : 5つの転換点と迫りくる最大の危機

小川真如著

(中公新書, 2701)

中央公論新社, 2022.6

タイトル別名

日本のコメ問題 : 5つの転換点と迫りくる最大の危機

タイトル読み

ニホン ノ コメ モンダイ : 5ツ ノ テンカンテン ト セマリクル サイダイ ノ キキ

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注記

主な参考文献: p293-297

内容説明・目次

内容説明

稲作伝来以来、日本人はコメ不足に悩まされてきた。1967年、ついに自給自足を達成する。だが、そこに喜びはなかった。直ちに到来したコメ余り時代と減反の開始、ヤミ米の拡大と食管制度の崩壊、ウルグアイ・ラウンドで生まれた国際秩序への対応、水田フル活用政策の誕生と混乱…。本書は半世紀で大変貌を遂げた日本人とコメの関係を、転換点ごとに整理。そして、残された未解決問題がもたらす最大の危機に警鐘を鳴らす。

目次

  • 第1章 コメと田んぼに分けるとみえてくるコメ問題の今
  • 第2章 コメに満たされた日本人—第一の転換点・一九六七年
  • 第3章 コメ余り問題から田んぼ余り問題へ—第二の転換点・一九七八年
  • 第4章 コメ問題の国際化—第三の転換点・一九九三年
  • 第5章 水田フル活用という思想の誕生—第四の転換点・二〇〇八年
  • 第6章 現代のコメ問題の根底
  • 第7章 農地が余る時代の到来—第五の転換点・二〇五二年

「BOOKデータベース」 より

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