帝国日本のプロパガンダ : 「戦争熱」を煽った宣伝と報道

書誌事項

帝国日本のプロパガンダ : 「戦争熱」を煽った宣伝と報道

貴志俊彦著

(中公新書, 2703)

中央公論新社, 2022.6

タイトル別名

帝国日本のプロパガンダ : 戦争熱を煽った宣伝と報道

タイトル読み

テイコク ニホン ノ プロパガンダ : 「センソウ ネツ」オ アオッタ センデン ト ホウドウ

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注記

参考文献: p199-205

図版出典一覧: p206-209

内容説明・目次

内容説明

日清戦争に始まり、アジア太平洋戦争の敗北で終わった帝国日本。日中開戦以降、戦いは泥沼化し、国力を総動員するため、政府・軍部・報道界は帝国の全面勝利をうたい、プロパガンダ(政治宣伝)を繰り広げた。宣伝戦はどのように先鋭化したか。なぜ国民は報道に熱狂し、戦争を支持し続けたのか。錦絵、風刺画、絵葉書、戦況写真、軍事映画など、戦争熱を喚起したビジュアル・メディアから、帝国日本のプロパガンダ史を描きだす。

目次

  • 序章 戦争と宣伝
  • 第1章 日清戦争期—版画報道の流行(一八九〇年代)
  • 第2章 日露戦争期—「戦勝神話」の流布(一九〇〇年代)
  • 第3章 第一次世界大戦期—日独戦争をめぐる報道選択(一九一〇年代)
  • 第4章 中国、米国の反日運動—報道と政治の関係(一九二〇年代)
  • 第5章 台湾霧社事件と満洲事変—新聞社と軍の接近(一九三〇年代前期)
  • 第6章 日中戦争期—国家プロパガンダの絶頂期(一九三〇年代後期)
  • 第7章 アジア太平洋戦争期—ビジュアル報道の衰退(一九四〇年代前期)
  • 終章 敗戦直後—占領統治のためのプロパガンダ(一九四〇年代後期)

「BOOKデータベース」 より

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