書誌事項

武士とは何か

呉座勇一著

(新潮選書)

新潮社, 2022.10

タイトル別名

武士とは何か

タイトル読み

ブシ トワ ナニ カ

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注記

主要参考文献: p230-234

内容説明・目次

内容説明

平安後期から戦国時代にかけて、政治・社会の中心にいた中世武士。日常的に戦闘や殺生を繰り返していた彼らのメンタリティーは、『葉隠』『武士道』で描かれた江戸時代のサラリーマン的な武士のものとはまったく異なっていた。史料に残された名言、暴言、失言を手がかりに、知られざる中世武士の本質を読みとく画期的論考。

目次

  • 源義家「降人というは戦の場を逃れて、人の手にかからずして、後に咎を悔いて首をのべて参るなり」
  • 平時忠「この一門にあらざらん人は、みな人非人なるべし」
  • 藤原定家「紅旗征戎、吾が墓の上に懸けよ」
  • 源義経「関東において怨みを成すの輩は義経に属すべし」
  • 源頼朝「日本国第一の大天狗は更に他の者に非ず候か」
  • 畠山重忠「謀反を企てんと欲するのよし風聞せば、かえって眉目というべし」
  • 源実朝「源氏の正統、この時に縮まりおわんぬ」
  • 北条政子「その恩、既に山岳より高く溟渤より深し」
  • 北条義時「君の御輿に向いて弓を引くことはいかがあらん」〔ほか〕

「BOOKデータベース」 より

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