音楽と心の科学史 : 音楽学と心理学が交差するとき
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書誌事項
音楽と心の科学史 : 音楽学と心理学が交差するとき
(春秋社音楽学叢書)
春秋社, 2023.4
- タイトル読み
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オンガク ト ココロ ノ カガクシ : オンガクガク ト シンリガク ガ コウサ スル トキ
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注記
引用文献: 巻末p7-27
内容説明・目次
内容説明
音楽は「音楽学」という学問が産声を上げた19世紀末以降、音楽理論や音楽美学は心理学の知見をどのように参照してきたか。現代に至る学問史のなかで、学際的な見地から諸事例をピックアップする「音楽学の科学史」「“心”の言語」である。
目次
- 本書に寄せて 科学史と音楽研究史のあいだ
- 総説 科学史としてみる音楽理論・音楽美学
- 第1章 心理学を介した音楽美学=音楽理論の領域化―音心理学に対抗するリーマンの音想像論
- 第2章 心理学によって音楽の起源を説明する試み―ヴァラシェクの「タクト」概念の変遷から
- 第3章 「日本音楽」の分析から「民族の特性」の説明へ―田辺尚雄の日本音楽論と心理学
- 第4章 心理学者と音楽理論家のコラボレーション―マイヤーとロスナーによる学際的な取り組み
- 第5章 聴くことと知ることはどのように関係しているのか―分析美学からみた音楽と心
「BOOKデータベース」 より