掬われる声、語られる芸 : 小沢昭一と『ドキュメント日本の放浪芸』

書誌事項

掬われる声、語られる芸 : 小沢昭一と『ドキュメント日本の放浪芸』

鈴木聖子著

春秋社, 2023.5

タイトル別名

掬われる声語られる芸 : 小沢昭一とドキュメント日本の放浪芸

タイトル読み

スクワレル コエ、カタラレル ゲイ : オザワ ショウイチ ト『ドキュメント ニホン ノ ホウロウゲイ』

大学図書館所蔵 件 / 35

注記

文献・資料: 巻末p9-31

『日本の放浪芸』解説書に記載された芸能の種目とその典拠一覧: 巻末p4-8

内容説明・目次

内容説明

俳優として、芸人として―。はずれ者たちの“こころ”と向き合った小沢昭一が見て、聞いて、語った“音”による“記録(ドキュメント)”その制作の舞台裏に迫る。

目次

  • 序章 「河原乞食」という場所(契機としての『私は河原乞食・考』;装丁にみる小沢を交差点とする文化地図 ほか)
  • 第1章 「放浪芸」の誕生と展開(市川捷護の仕事;LP『ドキュメント 日本の放浪芸』の誕生 ほか)
  • 第2章 演者と観客の一体化、生と死の一体化(永六輔・関山和夫・祖父江省念;芸能史・音楽史における節談説教 ほか)
  • 第3章 放浪芸の「日本」の境界(「日本」とは―第三作と第四作の幕間にて;二〇世紀のアカデミズムにおける沖縄音楽の録音小史 ほか)
  • 第4章 ストリップを聴くこと(複数のアメノウズメ;「客に尽しきる」芸能者としての一条さゆり ほか)

「BOOKデータベース」 より

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