人間非機械論 : サイバネティクスが開く未来

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人間非機械論 : サイバネティクスが開く未来

西田洋平著

(講談社選書メチエ, 786)

講談社, 2023.6

タイトル読み

ニンゲン ヒキカイロン : サイバネティクス ガ ヒラク ミライ

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参考文献一覧: p311-320

内容説明・目次

内容説明

近年では、人間の知性を超えるAIが大真面目に考えられている。チェスや将棋のAIが人間を圧倒するだけではなく、将来は、様々な分野で機械が人間にとって代わるかもしれない。実は、このAIの源流にあるのが、二〇世紀の知的世界を席巻し、認知科学やSFに影響を与えた科学、サイバネティクスである。しかし、その起源には、現代科学と相反する思想が胚胎していた―。サイバネティクスの思想を現代までたどり直し、徹底することで、不確かな世界を生き延びるための生命の科学を立ち上げる。情報・生命・社会の未来を読み解くための、革新的な科学論!

目次

  • 第1章 機械は人間になり、人間は機械になる?―サイバネティクスの旅路
  • 第2章 制御と循環のはざまで―胚胎された岐路
  • 第3章 セカンド・オーダーへの浮上―観察することを観察する
  • 第4章 オートポイエーシスの衝撃―生命システムとは何か
  • 第5章 現実はつくられる―構成主義の諸問題
  • 第6章 情報とは何か―情報学としてのサイバネティクス
  • 第7章 まとめと展望―サイバネティック・パラダイムの行方

「BOOKデータベース」 より

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