教育虐待 : 子供を壊す「教育熱心」な親たち

書誌事項

教育虐待 : 子供を壊す「教育熱心」な親たち

石井光太著

(ハヤカワ新書, 005)

早川書房, 2023.6

タイトル別名

教育虐待 : 子供を壊す教育熱心な親たち

タイトル読み

キョウイク ギャクタイ : コドモ オ コワス「キョウイク ネッシン」ナ オヤ タチ

大学図書館所蔵 件 / 90

この図書・雑誌をさがす

内容説明・目次

内容説明

「勉強が終わるまでトイレ禁止」「なんでお兄ちゃんやお姉ちゃんができて、あなただけできないの?」教育虐待とは、教育の名のもとに行われる違法な虐待行為だ。それは子供の脳と心をいかに傷つけるのか。70年代に本格化した受験競争、そして大学全入時代の今にいたるまで、ゆがんだ教育熱は社会の変化の中でどのように生まれ、「奈良県エリート少年自宅放火事件」「医学部9浪母親殺害事件」などの悲劇をもたらしたのか。多角的な取材から現代の闇を照らし、親子のあり方を問う。

目次

  • 第1章 子供部屋で何が起きているのか―教育虐待を「定義」する
  • 第2章 脳と精神を蝕む教育―医学の観点から
  • 第3章 時代に翻弄される家族―受験戦争と教育虐待
  • 第4章 「あなたのため」というエゴイズム―虐待親の心理
  • 第5章 教育虐待、その後―ひきこもり、非行から自殺、PTSD、虐待連鎖まで
  • 第6章 支援者たちは何を感じているのか―回復にいたる道

「BOOKデータベース」 より

関連文献: 1件中  1-1を表示

詳細情報

ページトップへ