絶滅する「墓」 : 日本の知られざる弔い

書誌事項

絶滅する「墓」 : 日本の知られざる弔い

鵜飼秀徳著

(NHK出版新書, 704)

NHK出版, 2023.8

タイトル別名

絶滅する墓 : 日本の知られざる弔い

タイトル読み

ゼツメツ スル「ハカ」 : ニホン ノ シラレザル トムライ

大学図書館所蔵 件 / 70

注記

参考資料: p276-279

内容説明・目次

内容説明

時の権力や死生観、土地や風土に根ざした習俗によって、日本ではじつに多様な葬送文化が育まれてきたのをご存じだろうか。土葬の現在から、肉体と魂を分けて埋葬する「両墓制」、沖縄の風葬やアイヌの男女別葬、無数の遺骨を粉末状にして固めた「骨仏」まで。全国各地を取材した著者が、滅びゆく日本の弔いの形を通して、日本人がいかにして死と向き合ってきたかを問いなおす。

目次

  • 第1章 私たちにとって「墓」とは何か―墓制史が教える日本人の死生観
  • 第2章 滅びる土葬、増える土葬―土葬の現在
  • 第3章 捨てる墓、詣る墓―消えゆく「両墓制」
  • 第4章 権力と墓―生き様を映し出す鏡として
  • 第5章 独自の意匠をもつ“北”と“南”の墓―奄美、沖縄、アイヌの弔い
  • 第6章 生きた証としての墓、証を残さない墓―骨仏からコンポスト葬まで

「BOOKデータベース」 より

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