自壊する「日本」の構造
著者
書誌事項
自壊する「日本」の構造
みすず書房, 2024.1
- タイトル別名
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自壊する日本の構造
- タイトル読み
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ジカイ スル 「ニホン」 ノ コウゾウ
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注記
その他の執筆者: 畑仲哲雄, 斉加尚代, 松岡信之, 堀有伸, 栗田尚弥, 鈴木達治郎
文献あり
内容説明・目次
内容説明
現在の日本社会全体は、時代の要請によって次々に出てくる課題に対応できないどころか、政治・経済・メディア・道徳などあらゆる局面で「劣化」や「自壊」に向かっているようにみえる。日本国憲法と二重基準になっている日米安保条約はじめ、対米従属のあり方、メディアと権力の癒着の実態やジャーナリズムの課題、教育現場での右傾化、自民党一強政治の経緯、核政策と原発問題の矛盾と失敗の構造、統一教会問題からみえてくるもの、新自由主義イデオロギーが蝕んでいるものなど、多方向から、日本の過去・現在・未来を考える。
目次
- 自壊する日本の「原像」―序にかえて
- 新自由主義の隆盛と日本―資本に『隷属への道』を敷設する新自由主義
- 「異形」の安全保障と沖縄―日米関係史の中で
- 自壊するマスメディアからジャーナリズムを救出できるか
- なぜいま映画『教育と愛国』を通して政治を考えるのか
- 日本の政党政治は自壊するのか―政治の対立軸と選挙制度
- 日本的ナルシシズムという構造と自壊
- 「極東条項」の崩壊―米軍第一軍団司令部のキャンプ座間移転をめぐって
- 核・原子力政策における日本の失敗と「ジレンマ」―学べぬ国日本の構造的課題
- 統一教会と現代日本の政教関係―公共空間を脅かす政教のもたれ合いと宗教右派
「BOOKデータベース」 より