無縁老人 : 高齢者福祉の最前線

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無縁老人 : 高齢者福祉の最前線

石井光太著

潮出版社, 2024.2

タイトル読み

ムエン ロウジン : コウレイシャ フクシ ノ サイゼンセン

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注記

月刊『潮』2018年9月号から2020年7月号まで21回にわたって連載した「シルバー・アンダーグラウンド 置き去りにされる高齢者たち」、ならびに関連する記事をベースに加筆、改稿し、単行本化したもの

内容説明・目次

内容説明

“無縁高齢化”社会に生きる―。「安心した老後を過ごしたい」誰もがそう願っている。誰もが懸命にそれぞれの「時代」を生きてきた。そのはずなのに…なぜ、高齢者は刑務所に入りたがるのか。なぜ、遺族は遺骨を引き取ろうとしないのか。なぜ、廃墟の島に一人残ろうとするのか。なぜ、ドヤ街に高齢者が溢れるのか。いったい彼らは、どこで社会から切り離されてしまったのか…。誰ひとり取り残さない―。福祉の最前線で立ち向かう人々の奮闘に迫る!日本社会が抱える闇に一筋の光を見出す渾身のルポルタージュ!

目次

  • 第1章 黒い黄昏(刑務所という終の棲家―累犯者;暴力化する介護―高齢者虐待;腐朽する肉体―孤独死)
  • 第2章 過ぎし日の記憶(海の怪物との戦記―捕鯨;黒いダイヤの孤島―炭鉱)
  • 第3章 日本最大のドヤ街の今(ドヤ街の盛衰―就労支援;命の牙城―LGBTQ高齢者介護;名のない墓碑―葬儀)
  • 第4章 忘れられた日本人(隔離と爆撃―ハンセン病;闇に花を咲かせる―ハンセン病;祖国は幻か―中国残留日本人)
  • 第5章 高齢者大国の桃源郷へ(死の淵の傾聴―自殺;もう一つの実家―介護;村はなぜ、女性長寿日本一なのか―寿命)

「BOOKデータベース」 より

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