書誌事項

東南アジアにおける国家のリスケーリング : 都市研究と地域研究との対話

玉野和志, 船津鶴代, 齊藤麻人編著

ミネルヴァ書房, 2024.2

タイトル別名

State rescaling in Southeast Asia : dialogue between urban studies and area studies

タイトル読み

トウナン アジア ニオケル コッカ ノ リスケーリング : トシ ケンキュウ ト チイキ ケンキュウ トノ タイワ

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注記

英文タイトルはp321による

参考文献: 各章末

収録内容

  • 東南アジアの現実とリスケーリング / 玉野和志 [執筆]
  • ニール・ブレナーの「国家のリスケーリング」理論 : 国家空間と都市空間の不均等な重なり / 林真人 [執筆]
  • 東アジアにおけるリスケーリング論をめぐって / 齊藤麻人 [執筆]
  • 歴史からみる東南アジアの国家とリスケーリング / 長田紀之 [執筆]
  • 東南アジア都市論とリスケーリングの視座 / 船津鶴代 [執筆]
  • インドネシア首都圏形成過程にみるリスケーリング / 新井健一郎 [執筆]
  • フィリピン--ナショナルの不在と希求 / 日下渉 [執筆]
  • マレーシアにおける天然ゴム製造業の台頭と躍進 : 国家の成長戦略を越えて / 河野元子 [執筆]
  • タイにおける官僚制と産業空間の再編 / 船津鶴代 [執筆]
  • 「中所得国の罠」脱出を模索するタイ経済 / 三好友良 [執筆]
  • ASEANスマートシティ・ブームのダイナミズム : 背景・アクター・課題 / 岡本正明 [執筆]
  • ベトナムの地域開発政策と経済特区法案 / 石塚二葉 [執筆]
  • ラオスの経済発展戦略とラオス-中国鉄道 / オンパンダラ・パンパキット [執筆] ; ケオラ・スックニラン訳
  • 東南アジアにおけるリスケーリング / 玉野和志 [執筆]

内容説明・目次

内容説明

リスケーリングとは、ローカル、ナショナル、リージョナル、グローバルといった領域的空間的スケールが時代や政策によって再編されていくことである。本書は、東南アジアにおける各国の経済発展とそれに伴うリスケーリングについての個別事例を議論する。国家の統制力が弱い東南アジアをこのリスケーリング論から見たとき、よりドラスティックで新しい東南アジア地域研究が拓かれる。

目次

  • 東南アジアの現実とリスケーリング
  • 第1部 「国家のリスケーリング」とアジア(ニール・ブレナーの「国家のリスケーリング」理論―国家空間と都市空間の不均等な重なり;東アジアにおけるリスケーリング論をめぐって)
  • 第2部 東南アジアにおける資本戦略の再編とリスケーリング(インドネシア首都圏形成過程にみるリスケーリング;フィリピン―ナショナルの不在と希求;マレーシアにおける天然ゴム製造業の台頭と躍進―国家の成長戦略を越えて)
  • 第3部 東南アジアにおける「中所得国の罠」と経済発展戦略(タイにおける官僚制と産業空間の再編;ASEANスマートシティ・ブームのダイナミズム―背景・アクター・課題;ベトナムの地域開発政策と経済特区法案)
  • 東南アジアにおけるリスケーリング

「BOOKデータベース」 より

詳細情報

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