弥生人はどこから来たのか : 最新科学が解明する先史日本

書誌事項

弥生人はどこから来たのか : 最新科学が解明する先史日本

藤尾慎一郎著

(歴史文化ライブラリー, 587)

吉川弘文館, 2024.3

タイトル読み

ヤヨイジン ワ ドコ カラ キタノカ : サイシン カガク ガ カイメイ スル センシ ニホン

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内容説明・目次

内容説明

最先端科学が弥生時代のはじまりの状況を解明しつつある。炭素や酸素の同位体を用いた年代測定や核ゲノム解析、レプリカ法などの最新科学と考古学の学際研究により実像に迫り、新知見による弥生時代像を提案する。

目次

  • 最新科学が解き明かす弥生時代史―プロローグ
  • 弥生時代の暦―AMS 炭素一四年代と酸素同位体比年輪年代(前一〇世紀説の登場―弥生長期編年の登場;前一〇世紀説と前九〜前八世紀説の違い ほか)
  • 水田稲作開始期の気候(弥生時代研究と気候変動研究のあゆみ;海水準変動の背景に寒冷化を想定 ほか)
  • 弥生時代の人びと(形質人類学から分子人類学へ;DNA分析 ほか)
  • 水田稲作のはじまり―青銅器文化複合の生産基盤として(前一〇世紀後半以降は弥生時代;レプリカ法―水田稲作以前の穀物を求めて ほか)
  • 弥生時代前半期の文化―初期青銅器文化の提唱(弥生式文化は新石器文化か金属器文化か;新石器時代と初期鉄器時代の間 ほか)
  • 農耕文化か青銅器文化か―エピローグ

「BOOKデータベース」 より

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