岡井隆の百首 Okai Takashi no hyakusyu
著者
書誌事項
岡井隆の百首 = Okai Takashi no hyakusyu
（歌人入門, 9）
ふらんす堂, 2023.11
- タイトル別名
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歌人入門
- タイトル読み
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オカイ タカシ ノ ヒャクシュ
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岡井隆の百首 / 大辻隆弘著
BD0512315X
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岡井隆の百首 / 大辻隆弘著
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注記
岡井隆略歴:巻末
内容説明・目次
内容説明
岡井隆は少年時代から虚無の近くにいた人間であった。目の前の世界が遠い所から見られた世界なのではないか。そんな風に現実感を喪失する瞬間が彼には何度もあったようである。この歌もそうだ。苦しさも喜びも、いまここにいる自分の感情とは思えない。自分はどこか遠いところにいて、ふりをしているだけだ。そんな風に思う。結句に登場する「霧生駅」はどこにあるのか分からない。が、とても美しい名前の駅だ。霧が深くたちこめるプラットホームに傘を差して立っている人々。その光景もどこか別の世界の出来事として感受してしまう作者。
「BOOKデータベース」 より
