ルーヴル美術館 : ブランディングの百年

書誌事項

ルーヴル美術館 : ブランディングの百年

藤原貞朗 [著]

(講談社選書メチエ, 816)

講談社, 2024.11

タイトル別名

ルーヴル美術館 : ブランディングの百年

タイトル読み

ルーヴル ビジュツカン : ブランディング ノ ヒャクネン

大学図書館所蔵 件 / 170

この図書・雑誌をさがす

注記

表現種別: テキスト (ncrcontent), 機器種別: 機器不用 (ncrmedia), キャリア種別: 冊子 (ncrcarrier)

主要参考文献: p255-257

内容説明・目次

内容説明

「人生に一度は“モナリザ”をルーヴルで見たい!」かつて近代化に乗り遅れた「カオスの迷宮」は、いかにして世界中から憧れられる「最強のブランド」となったか?なぜ“ニケ像”だけが大階段の上に据えられているのか?十年間だけ印象派が所蔵された顛末とは?現代アート、モードや漫画をも「古典」と成して飲み込み文化国家フランスを荘厳する「偉大なるルーヴル」創出の百年を、戦略と欲望、政治と資本が渦巻く歴史として描き出す。驚くべき発見と鋭い洞察に満ちた、興奮の美術史!

目次

  • ルーヴル美術館の現在
  • ルーヴル美術館の歴史―誕生から巨大化への長い道のり
  • コレクションと展示室の発展―第三共和政前期(一八七〇‐一九一四)
  • 一九二〇年代、「迷宮」からの再出発
  • ルーヴル美術館の「ナショナリゼーション」―近代化に隠された意味
  • ルーヴルの「顔」―ブランド・イメージの創出と“サモトラケ島のニケ”の秘密
  • ルーヴル・マジック、もしくは古典の誘惑
  • 幕間劇 空白の二十年(一九三九‐五九年)と一九三〇年代の「忘却」
  • 「世界一の美術館」の誕生―“モナリザ”とともに
  • 「ルーヴルへの回帰」―グラン・ルーヴル計画
  • グローバル・ブランド「ルーヴル帝国」への「進化」
  • 「ルーヴル美術館展」の歴史―学芸員による展覧会活動

「BOOKデータベース」 より

関連文献: 1件中  1-1を表示

詳細情報

ページトップへ