明治維新史研究
著者
書誌事項
明治維新史研究
(岩波文庫, 33-143-1)
岩波書店, 1978.12
- タイトル読み
-
メイジ イシンシ ケンキュウ
大学図書館所蔵 件 / 全189件
-
該当する所蔵館はありません
- すべての絞り込み条件を解除する
この図書・雑誌をさがす
内容説明・目次
内容説明
明治維新史に初めて世界史的観点をうちたてた「東洋における資本主義の形成」など維新史研究の基調をなす論文5篇を収録。幕末の人民大衆闘争の革命的意義を指摘したこれらの論文は、治安維持法下のきびしい制約のなかで書きつがれた。「生きた日本人民の生活とたたかいの歴史」が躍動する不朽の名著。
目次
- 第1章 東洋における資本主義の形成(世界経済の形成;インド社会とイギリス資本主義;中国社会と資本主義列強;明治維新はいかなる世界史的発展段階において行われたか)
- 第2章 幕末における政治的支配形態(封建的大土地領有者と農民大衆との対立に基づく政治的支配形態;封建的大土地領有者と「町人」都市住民との対立に基づく政治的支配形態;封建的諸勢力の対立に基づく政治的支配形態;中間搾取者(地主および商業・高利貸資本家)の擡頭をめぐりて)
- 第3章 幕末における思想的動向(封建的抑圧に抗して;近代的思想の成長とその制限;政治的集中)
- 第4章 幕末における政治闘争(農民的・小市民的ブルジョア民主主義闘争の端初;政治的過程;端初的農民運動の挫折と「維新」政府)
- 第5章 明治維新(明治維新前の社会;明治維新の変革;明治維新の諸結果)
「BOOKデータベース」 より