日本中世の国家と仏教
著者
書誌事項
日本中世の国家と仏教
(中世史研究選書)
吉川弘文館, 1987.3
- タイトル読み
-
ニホン チュウセイ ノ コッカ ト ブッキョウ
電子リソースにアクセスする 全1件
-
-
日本中世の国家と仏教
1987
限定公開 -
日本中世の国家と仏教
大学図書館所蔵 件 / 全166件
-
該当する所蔵館はありません
- すべての絞り込み条件を解除する
この図書・雑誌をさがす
内容説明・目次
内容説明
「国家と仏教」という視座から、新旧仏教を含めた中世仏教の全体像の再構築を試みる意欲作。10世紀から16世紀までの広い期間を展望することにより、その「中世」的特質を浮かび上がらせる。「中世の人々にとって仏教とは何だったのか」という問題意識を根底に置いた本書は、仏教を抽象的な思想のレベルで把える傾向に一石を投じるであろう。
目次
- 第1 中世仏教への道(古代寺院から中世寺院へ;仏法王法相依論の成立;荘園制支配と仏神;聖の宗教活動;教学の動向)
- 第2 専修念仏の成立(鎌倉仏教研究の現状と課題;法然の宗教の成立;法然と反法然;法然門下の教学)
- 第3 改革運動の展開(院政期の旧仏教;改革運動の展開;日蓮の登場;中世仏教における正統と異端)
- 第4 中世後期における国家と仏教(旧仏教の動向;禅の勃興;新仏教教団の展開)
- 第5 中世仏教の終焉(一向一揆と統一権力;中世仏教とは何か)
「BOOKデータベース」 より