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イギリス・ロマン派研究 : 思想・人・作品

イギリス・ロマン派学会編

桐原書店, 1985.10

タイトル読み

イギリス ロマンハ ケンキュウ : シソウ ヒト サクヒン

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注記

イギリス・ロマン派学会創立十周年記念論文集

内容: はしがき (岡本昌夫), I (「ロマン主義と古典主義」-「ロマン派詩人における人間と自然」), II (「ウィリアム・ブレイクと「力」」-「ユリゼンにおけるホッブス的主題」), III (「ワーズワスの自然「心の中の展望」について」-「ドロシー・ワーズワスのアルドキングラス探訪記と現況」), IV (「ルーシー詩篇における虚構化の問題」-「『ピーター・ベル』とパロディストたち」), V (「コウルリッジの伝記について」-「コウルリッジは絶対主義者か」), VI (「コウルリッジの独話体の詩に見られる人間精神と外界との関係」-「堕地獄の詩」), VII (「バイロンとオシアン詩」-「『ミネルヴァの呪』」), VIII (「「満たされぬ空洞」」-「「ジュリアンとマダロ」再考」), IX (「イギリス・ロマン主義とドイツ・ロマン主義」-「キーツの卑属性」), X (「『一八一七年詩集』におけるキーツの自然の変容」-「『エンディミオン』とオード」), XI (「ロマンチック・ラヴ変奏」-「謎の妖精詩」), XII (「サー・ウォールタ・スコットのロマンスの位相」-「テニスンとロマン派詩人たち」), 編集後記 (上島建吉), 執筆者紹介

収録内容

  • ロマン主義と古典主義 : その思想的かかわり / 岡地嶺 [執筆]
  • ロマン派文学とキリスト教 / 中野記偉 [執筆]
  • ロマン派の歴史的位相と文芸ジャーナリズム / 出口保夫 [執筆]
  • ロマン派の創作過程 / 野中涼 [執筆]
  • ロマン派詩人における人間と自然 / 児玉久雄 [執筆]
  • ウィリアム・ブレイクと「力」 : 自然宗教をめぐって / 鈴木雅之 [執筆]
  • ブレイクの「衣装」哲学 / 松島正一 [執筆]
  • 預言書の諸問題 : ブレイク / 山中先代 [執筆]
  • ブレイク神話の核・ロス / 土屋繁子 [執筆]
  • ユリゼンにおけるホッブス的主題 / 保田正義 [執筆]
  • ワーズワスの自然「心の中の展望」について / 山本泰男 [執筆]
  • ワーズワスにおける時点と想像力について / 田中宏 [執筆]
  • 「未知の存在形態」とワーズワス / 佐々木幸子 [執筆]
  • 「脱落と消失」の体験とその恐怖 / 岩崎豊太郎 [執筆]
  • ドロシー・ワーズワスのアルドキングラス探訪記と現況 / 永澤二郎 [執筆]
  • ルーシー詩篇における虚構化の問題 / 水之江有一 [執筆]
  • 「はしばみ採り」成立過程の一考察 / 小田友弥 [執筆]
  • ウィリアム・ワーズワスの比喩 : 「黄水仙」をめぐって / 田村一男 [執筆]
  • W・ワーズワス「ヒナギクに寄す」の意味するもの / 添田透 [執筆]
  • 『教会史ソネット集』再考 / 村上至孝 [執筆]
  • 『ピーター・ベル』とパロディストたち / 吉田正憲 [執筆]
  • コウルリッジの伝記について / 桂田利吉 [執筆]
  • コウルリッジとハンフリー・デイヴィ / 高山信雄 [執筆]
  • コウルリッジとラムのドラマティック・イルージョン論 / 六田正孝 [執筆]
  • ロマン派のヘルメティシズム・カバリズム : コウルリッジの場合 / 和泉敬子 [執筆]
  • コウルリッジの批評における方法と想像力 : 「芸術の方法」をめぐって / 田村謙二 [執筆]
  • コウルリッジは絶対主義者か : ペイターの批評に関連して / 岡本昌夫 [執筆]
  • コウルリッジの独話体の詩に見られる人間精神と外界との関係 / 大友義勝 [執筆]
  • 「深夜の霜」とロマン主義の精神 / 野村孝司 [執筆]
  • 「老水夫の歌」 : 彷徨えるユダヤ人とユニテリアニズム / 原孝一郎 [執筆]
  • 堕地獄の詩 : コウルリッジの「リンボー」と「極地」 / 野村孝司 [執筆]
  • バイロンとオシアン詩 / 上杉文世 [執筆]
  • 二つのメロディーズ / 鳥海久義 [執筆]
  • 『ミネルヴァの呪』 : 諷刺詩におけるロマンティックな傾向をめぐって / 小柳康子 [執筆]
  • 「満たされぬ空洞」 : 「さ迷うユダヤ人」の行方 / 薬師川虹一 [執筆]
  • 自意識的想像力の目ざめ : 『アラスター、孤独の霊』を中心として / 前田綾美 [執筆]
  • 「ジュリアンとマダロ」再考 / 加藤孝 [執筆]
  • イギリス・ロマン主義とドイツ・ロマン主義 : キーツとヘルダーリンを通して / 安藤幸江 [執筆]
  • ヴィーラントの『オベロン』とキーツの「聖アグネス祭前夜」 : メルヘンディヒトゥングの魔性 / 伊木和子 [執筆]
  • ワーズワスとキーツ : 「天上界の光」をめぐって / 塚野耕 [執筆]
  • キーツとスペンサー : 美と愛と矛盾の受容 / 加藤紀子 [執筆]
  • キーツの卑属性 / 笠原順路 [執筆]
  • 『一八一七年詩集』におけるキーツの自然の変容 / 高野正夫 [執筆]
  • キーツの「あずまや」 / 岡田章子 [執筆]
  • 『エンディミオン』第四巻をめぐって / 瀬谷知子 [執筆]
  • 『エンディミオン』 : 光への旅 / 高橋雄四郎 [執筆]
  • 『エンディミオン』とオード / 田村英之助 [執筆]
  • ロマンチック・ラヴ変奏 : 「聖アグネス祭の前夜」考 / 春木孝子 [執筆]
  • キーツの「秋に」 : 新しい読みの可能性 / 佐藤俊彦 [執筆]
  • キーツとメランコリー / 山内正一 [執筆]
  • 憂鬱について / 富田光明 [執筆]
  • 「憂鬱のオード」 / 大林輝彦 [執筆]
  • 謎の妖精詩 : キーツの「嫉妬」について / 松浦暢 [執筆]
  • サー・ウォールタ・スコットのロマンスの位相 / 向山泰子 [執筆]
  • テニスンとロマン派詩人たち / 西前美巳 [執筆]

詳細情報

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