ウィトゲンシュタインとデリダ

書誌事項

ウィトゲンシュタインとデリダ

ヘンリー・ステーテン著 ; 高橋哲哉訳

産業図書, 1987.10

タイトル別名

Wittgenstein and Derrida

タイトル読み

ウィトゲンシュタイン ト デリダ

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内容説明・目次

内容説明

脱構築=ディコンストラクションとは、単にテクト解釈の方法ではなく、西洋哲学を支配してきたロゴス中心主義の批判である。本書はこの見地から、アリストテレス=カントの古典的「形式」概念をふまえつつ、現象学の脱構築者デリダと、分析哲学の脱構築者ウィトゲンシュタインとの交響をみごとに描き出し、彼らのテクスト的実践から、エクリチュールの新たな論理と倫理とを引き出そうと試みる。意味と時間、記号と規則、言語行為と意図、レトリックと演劇、法と死など多彩なテーマをめぐって考察を展開する、現代思想の哲学的最深部への導きの書。

目次

  • 序論 形式から「差延」へ
  • 第1部 意味と時間(現象学のテクストにおける脱構築の開始;ウィトゲンシュタインは脱構築する)
  • 第2部 同一性との法と汚染の法(「私は今、彼をだますことにしよう」;レトリック、演劇、死;法の堅固さ)

「BOOKデータベース」 より

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