波多野精一全集

著者

• 波多野, 精一 ハタノ, セイイチ

書誌事項

波多野精一全集

波多野精一著

岩波書店, 1968-1969

• 第1巻
• 第2巻
• 第3巻
• 第4巻
• 第5巻
• 第6巻

タイトル読み

ハタノ セイイチ ゼンシュウ

注記

第5巻 初期の論文,小論,序文

第6巻 書簡,総目次,年譜

月報あり

収録内容

• 第1巻: 哲學概論
• 西洋哲學史要
• スピノザ研究
• 第2巻: 基督教の起源
• 原始キリスト教
• パウロの生涯
• パウロ
• 第3巻: 西洋宗教思想史 : 希臘の巻
• 宗教哲學の本質及其根本問題
• 宗教哲學序論
• 宗教學
• 第4巻: 宗教哲學
• 時と永遠

内容説明・目次

巻冊次

第2巻 ISBN 9784000914666

内容説明

厳格な哲学史的研究と透徹した体系的思索とを統合し、西洋の伝統的哲学のあるべき姿を導入し、以後の哲学研究の基礎を確立した孤高の思想家の全業績を集成。人格の高潔さと気品ある日本語とをもって、日々新しく、汲めどもつきぬ魅力と問題を提起する。『基督教の起源』は、最良の本格的キリスト教入門書。『原始キリスト教』は円熟期の著述。『パウロの生涯』は学問的立場からするパウロ伝の白眉。『パウロ』は、敬愛する人物を入念、簡潔に描写する。

目次

• 基督教の起源（猶太教；耶蘇；イエルサレムの原始教会ペテロ；パウロ；第４福音書）
• 原始キリスト教（ユダヤ教；イエス；パウロ）
• パウロの生涯
• パウロ（序論イエス　ペテロ；史料生ひ立ち囘心猶太主義〈民族主義〉との衝突；パウロの思想の特質；肉罪死；律法；キリスト　キリストの救ひ　神の愛と恵み；信仰　キリストに於ける生）

巻冊次

第3巻 ISBN 9784000914673

内容説明

本書は、ホメロスの昔より現今に至るまでの、欧羅巴の宗教思想の歴史的発展を叙述するを目的とする。

目次

• 西洋宗教思想史（ホメロス；ヘシオドス；抒情詩人；オルフィク教徒；ミレトス学徒；クセノファネス；ピュタゴラス及びピュタゴラスの徒；ヘラクレイトス；パルメニデスよりアナクサゴラスまで；アテナイの文化；悲劇詩人；ソフィスト）
• 宗教哲学の本質及其根本問題（宗教の学的研究に於て宗教哲学の占むる位置；宗教哲学の諸の立場　批判哲学の特質；宗教の本質；宗教哲学の諸問題　特に神の観念；宗教哲学の諸問題　特に救済の観念）
• 宗教哲学序論（宗教学と宗教哲学　実証主義；誤れる宗教哲学；正しき宗教哲学；歴史的瞥見）
• 宗教学

巻冊次

第4巻 ISBN 9784000914680

目次

• 宗教哲学（実在する神；「力」の神；「真」の神；「愛」の神）
• 時と永遠（自然的時間性；文化及び文化的時間性；客観的時間；死；不死性と無終極性；無時間性；永遠性と愛）

巻冊次

第5巻 ISBN 9784000914697

目次

• 初期の論文（アナキシマンデルの「コスモス」；カントの三段論法に就ての意見；カント倫理学説の大要；哲学の主要立脚地の概観；ヒュームのカントに及ぼせる影響；哲学史漫録；スピノーザに関する一新著；時計の比喩に関してゲョーリンクスとライブニッツとの差異；唯物論は果して感学論の必然的帰結なりや；１９世紀の独逸哲学大家　ほか）
• 小論（歴史の意義に関して；ソフィストとソクラテス；プロティノスとカント　ほか）
• 序文（サバティエ著村岡典嗣訳『宗教哲学概論』の序；ルドルフ・オイケン著安倍能成訳『大思想家の人生観』の序　ほか）

巻冊次

第6巻 ISBN 9784000914703

目次

• 書簡
• 総目次
• 年譜

「BOOKデータベース」 より

詳細情報

• NII書誌ID(NCID): BN01758364
• ISBN:
  • 4000914650
  • 4000914669
  • 4000914677
  • 4000914685
  • 4000914693
  • 4000914707
• 出版国コード: ja
• タイトル言語コード: jpn
• 本文言語コード: jpn
• 出版地: 東京
• ページ数/冊数: 6冊
• 大きさ: 22cm
• 分類:
  • NDC8 : 121.6
• 件名:
  • NDLSH : 波多野, 精一(1877〜1950)