現代社会主義を考える : ロシア革命から21世紀へ

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現代社会主義を考える : ロシア革命から21世紀へ

渓内謙著

(岩波新書, 新赤版-4)

岩波書店, 1988.1

タイトル読み

ゲンダイ シャカイ シュギ オ カンガエル : ロシア カクメイ カラ 21セイキ エ

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内容説明・目次

内容説明

1枚岩の党、その1党による強権的な支配、社会主義国同士の武力衝突…。社会主義の現実は、人間解放、国家の死滅といった革命の理想から大きくかけ離れている。何がこの乖離を生んだのか。スターリン体制への転機となった1920—30年代のソ連政治を見直しつつ今日の「ペレストロイカ」の意義を考え、社会主義再生への道をさぐる。

目次

  • 第1章 ロシア革命70年(社会主義;思想・運動・体制)
  • 第2章 ナショナリズム(いまなぜナショナリズム;ロシア革命と民族問題;一国社会主義;ナショナリズムを超えて)
  • 第3章 国家(問題の所在;なぜ「党」を問題にするか?;1党支配;1枚岩としての党;党の「国家化」;社会から国家へ)
  • 第4章 現代社会主義(ロシア革命—「2重の性格」;スターリン主義;非スターリン化)
  • 第5章 展望(E.H.カーのロシア革命観;歴史的展望のなかの社会主義)

「BOOKデータベース」 より

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