木下順二集

著者

• 木下, 順二 キノシタ, ジュンジ
• 江藤, 文夫 エトウ, フミオ

書誌事項

木下順二集

木下順二著 ; 江藤文夫 [ほか] 編纂

岩波書店, 1988-1989

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• 2
• 3
• 4
• 5
• 6
• 7
• 8
• 9
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• 15
• 16

タイトル読み

キノシタ ジュンジ シュウ

注記

別冊付録「著作年譜」(448p, 19cm)あり

16巻に「著作年譜」を含むものもあり

収録内容

• 1: 『夕鶴』とその世界
• 2: 『風浪』
• 山脈(やまなみ)
• 3: 『彦市ばなし』民話について
• 4: 『蛙昇天』民話と現代
• 5: 『沖縄』
• オットーと呼ばれる日本人
• 6: 『東の国にて』
• 冬の時代
• 白い夜の宴
• 7: 『神と人とのあいだ』日本人の戦後
• 8: 『子午線の祀り』とその世界
• 9: 『暗い火花』
• 無限軌道
• 10: 『雨と血と花と』八月十五日の思想
• 11: 『かにむかし』再話と創造
• 12: 『本郷』・わが身辺
• 13: 古典を読む
• 14: ドラマの世界
• 15: ドラマの方法
• 16: わが師わが友

内容説明・目次

巻冊次

3 ISBN 9784000913539

内容説明

日本民衆の生活の知恵の凝集。木下順二を国民に結びつけた民話劇。『三年寝太郎』『瓜子姫とアマンジャク』など、戦後演劇の出発となった初期の九編を収録。

目次

• 二十二夜待ち
• 彦市ばなし
• 赤い陣羽織—Ａ　Ｆａｒｃｅ
• 三年寝太郎—農村演劇のために
• おもん藤太
• 聴耳頭巾
• わらしべ長者
• 瓜子姫とアマンジャク
• 木竜うるし
• 民話劇への道
• 民話とその再創造

巻冊次

4 ISBN 9784000913546

内容説明

民話的世界から照射する現代。民話と現代の統一という強い問題意識が、作者には一貫して存在した。現代の民話を通して「民話」とは何かを考える。

目次

• 蛙昇天
• えんま大王の大しくじり
• 陽気な地獄破り
• 『蛙昇天』—現代の民話劇
• 『陽気な地獄破り』について
• 民話をつくる話

巻冊次

5 ISBN 9784000913553

内容説明

“日本人はいかに生きるときに日本人であり得るか”“どうしたら日本人は日本人として主体的に考えを持つようになるか”日本人の「原罪」を追及する。

目次

• 沖縄
• オットーと呼ばれる日本人
• 『沖縄』をめぐって
• 『オットーと呼ばれる日本人』について
• 日本が日本であるためには

巻冊次

6 ISBN 9784000913560

内容説明

歴史と戯曲との関係を有機的に捉える。理想の夢敗れた明治の知識人、大逆事件後の社会主義者、安保の激流にもまれた日本人。歴史の流れに抗する自らの生き方を追求した三作品。

目次

• 東の国にて
• 冬の時代
• 白い夜の宴
• 三つの作品をめぐって（『東の国にて』について；『冬の時代』について；私のつきあッた堺利彦君—傚売文社時代堺利彦君文体；「私のつきあッた堺利彦君」補遺；もう一つ・補遺；『白い夜の宴』について）

巻冊次

7 ISBN 9784000913577

目次

• 神と人とのあいだ（審判；夏・南方のローマンス）
• 『神と人とのあいだ』について（『審判』を書き終えて；『夏・南方のローマンス』の上演について）
• 日本人の戦後（忘却について；戦争責任の問題はもう終ったか；『極東軍事裁判速記録』について；未清算の過去；自らを刺す痛みを；三十年の歩み；自らの手で戦争責任を追及しなかったこと；楽天的日本人；東京裁判が考えさせてくれたこと）

巻冊次

8 ISBN 9784000913584

目次

• 子午線の祀り
• 『子午線の祀り』について（二つの旅—書き上げたあとで（１）；どうやって書いて来たか—書き上げたあとで（２）；さまざまなジャンルから—第一次公演にあたって（１）；構想概要—第一次公演にあたって（２）；第二次公演を前に；『子午線の祀り』で試みたこと）
• 『子午線の祀り』をめぐって（詩劇の流行；ことばの“意味”の意味について；声（あるいは音）；寥廓；三十年ということ；或るせりふ構造について；現代演劇と能—創作者の立場から；『平家物語』と現代；弁慶；「『平家物語』による群読—知盛」について（再び））
• ドラマが成り立つとき（日本ドラマ論序説—そのいわば弁証法的側面について；「見る」ということ；ドラマが成り立つとき）

巻冊次

10 ISBN 9784000913607

目次

• 雨と血と花と
• 平和な田舎町の平和ということ
• 証拠
• 口笛が冬の空に
• ８月１５日の思想（割り切れないあと味—国会傍聴記；砂川；あるもどかしさについて；国会への大挙請願をみて；１９６０・６・１５—国会前；１９６５年８月１５日の思想；生き生きとしたエネルギッシュなさわやかな；ベ平連のティーチ・インを傍聴して；「朝鮮学校」で起っていること；ある文学的事件—金嬉老が訴えたもの；中国とは何か；ある殺人；ソクラテスの行為；小さな兆候こそ）

巻冊次

11 ISBN 9784000913614

目次

• 民話（ツブむすこ　ほか１７編）
• 評論（『日本民話選』あとがき　ほか３編）
• 放送劇（夜空　ほか２編）
• 朗読台本（絵姿女房　ほか２編）

巻冊次

13 ISBN 9784000913638

目次

• 古典を訳す（『今昔物語』；『竹取物語』；『世間胸算用』　ほか）
• 私の古典（『平家物語』はなぜ劇的か；私の古典；道真譚　ほか）
• 古典の舞台（複式夢幻能をめぐって；狂言—そのせりふの性格；文楽の魅力　ほか）

巻冊次

14 ISBN 9784000913645

目次

• ドラマの世界（アイァランド—民族運動と芸術運動と；附・アラン島；イギリス—本国で見たシェイクスピア；フランス—パリの無感動　ほか）
• 芸と現代（能楽への関心；歌舞伎の芸；梅蘭芳を支えるもの—京劇代表団と語る；モスクワ芸術座『桜の園』を見て　ほか）

巻冊次

15 ISBN 9784000913652

目次

• ドラマとの対話（どこからドラマは始まるか；どこにドラマは成り立つか；朗誦術（デクラメイション）　ほか）
• ドラマとは何か（戯曲のことばについて（１）敗戦四年目　一九四九年に；戯曲のことばについて（２）敗戦七年目　一九五二年に；カミュ『誤解』を読んで—一九五一年に　ほか）
• 創造の主体について（創造の主体について—「国民文化会議」のために　一九六一年に；創造の主体について（続）—一九六一年に；主体的に創造的であることの必要について—「新劇人会議」のために　一九六二年に）

巻冊次

16 ISBN 9784000913669

目次

• 舞台にかかわる（加藤道夫への手紙（一九五二年に）；加藤道夫君へ（一九五三年に）；その頃真船氏の作品は…（一九四八年に）　ほか）
• 文学・思想ににかかわる（梅崎春生のこと（一九五四年に）；阿部知二さんのこと（一九七三年に）；森有正よ（一九七六年に）　ほか）
• 書評など（内村鑑三『ヨブ記講演』；禿木さん；中野好夫『人間の死に方』　ほか）

「BOOKデータベース」 より

詳細情報

• NII書誌ID(NCID): BN02066763
• ISBN:
  • 4000913514
  • 4000913522
  • 4000913530
  • 4000913549
  • 4000913557
  • 4000913565
  • 4000913573
  • 4000913581
  • 400091359X
  • 4000913603
  • 4000913611
  • 400091362X
  • 4000913638
  • 4000913646
  • 4000913654
  • 4000913662
• 出版国コード: ja
• タイトル言語コード: jpn
• 本文言語コード: jpn
• 出版地: 東京
• ページ数/冊数: 16冊
• 大きさ: 20cm
• 分類:
  • NDC8 : 918.68
  • NDLC : KH263