The six pageants in the Towneley cycle
著者
書誌事項
大学図書館所蔵 件 / 全69件
-
該当する所蔵館はありません
- すべての絞り込み条件を解除する
この図書・雑誌をさがす
注記
Preface, postword, contents, commentaries, and notes in Japanese
内容説明・目次
内容説明
14世紀後半からおよそ2世紀もの長いあいだ、英国の主要都市は、コーパス・クリスティ祭(聖体祭)の記念行事として、聖史劇=コーパス・クリスティ・サイクル劇を上演していた。この聖史劇は、天地創造から最後の審判までの、主として新旧の聖書に基づく数十のエピソードを集大成したものであり、人類の救済がテーマになっている。16世紀末に宗教改革の影響を受けて衰退するまで、民衆に熱狂的に支持された。これは、国民的祝祭劇とよぶにふさわしい、中世・初期ルネッサンスの英国を代表する演劇である。本書はウェイクフィールド市に伝わるタウンリー・サイクルから6篇をえらんで、写本に基づき校訂したものである。6篇とも「ウェイクフィールド・マスター」とよばれる同一の作家によって書かれたか改訂されたと思われる。いずれも中世紀英国で上演された劇のなかの最高傑作といわれている。
目次
- 解説(ウェイクフィールドの劇作家;「ウェイクフィールドの劇作家」の制作時期;ウェイクフィールド劇としてのタウンリー・サイクル;上演・舞台;ハンティントン写本;言語;詩形)
- 精選文献表
- 本文(アベル殺し;ノア;第一の羊飼劇;第二の羊飼劇;ヘロデ王;鞭打ち)
- 註釈
「BOOKデータベース」 より