保田與重郎全集

著者

• 保田, 與重郎 ヤスダ, ヨジュウロウ
• 第一出版センター ダイイチ シュッパン センター

書誌事項

保田與重郎全集

保田與重郎著 ; 第一出版センター編

講談社, 1985-1989

• 第31巻
• 第32巻
• 第33巻
• 第34巻
• 第35巻
• 第36巻
• 第37巻
• 第38巻
• 第39巻
• 第40巻
• 別巻1
• 別巻2
• 別巻3
• 別巻4
• 別巻5

タイトル別名

保田与重郎全集

タイトル読み

ヤスダ ヨジュウロウ ゼンシュウ

注記

第30巻までは別書誌 <BN00170640>

子書誌レコードあり: 規範国語読本/佐藤春夫監修(保田輿重郎全集 ; 別巻5・付録) <BN03902100>

月報あり

内容説明・目次

巻冊次

第31巻 ISBN 9784061925311

内容説明

故里の地でなれ親しんできた民族の造型から、日本人の美的感受性とおおらかな造型感覚に目を開かれた著者が、感応する喜びとともに綴った独自の美術通史。他の親交篤かった現代作家讃など１７篇。

目次

• 日本の美術史
• 国宝論
• 随筆日本美術
• 額田王の念持仏
• 美の世界
• 棟方志功のこと
• 美の伝統
• 民族の造型といふこと
• 広重と大観と鉄斎
• 松園女史讃
• 棟方画伯の書
• 大なる絵師
• 民族の造型
• 民族の造型
• 南稲八妻
• 池畔の村
• 高山寺
• 鞍馬の火祭

巻冊次

第32巻 ISBN 9784061925328

内容説明

西欧文芸学に拠る通史を峻拒し、中古、近世の文人が先人の文蹟に寄せた思いと志に立ち返って、“日本文学”の血統を辿り、古典のいのちを呼び戻そうとした劃期的な文学史。他に２３篇を付す。

目次

• 日本の文学史（神話；日本武尊；万葉集の成立；勅撰和歌集；日記と物語；新古今和歌集；南朝の文学；乳世の文人；文芸の新しさ；文明開化の超剋）
• わびさびの現れと思い
• 八十翁の時代
• 「山と水と」
• 当麻曼荼羅についての談話
• 近世代一の歌人
• 元禄という時代
• 歓びの語
• 明恵上人
• 後水尾天皇
• 乱世の文士
• 夜半の月
• 私の源氏物語
• 文学の威厳
• 夏の月
• 感情
• 秋の田の
• 戦後文学観
• ただ一人
• しきしまの道
• 天降言
• 奈良京の歌人
• 斎院有智子内親王
• 京都のみなもと

巻冊次

第35巻 ISBN 9784061925359

内容説明

血肉と化した「万葉集」の歌に、日本人の感性と教養の源泉をたずね、昭和４０年代の後半から５０年代の前半にかけて、倦むことなく書き継がれた本稿は、著者の遺著とも言うべき作として刊行された。

巻冊次

第37巻 ISBN 9784061925373

内容説明

昭和３６年、６０年安保翌年の執筆になり、死後その所在が明らかになって、『日本史新論』の題で公刊された最後の単行本と、『方聞記』所収稿を中心として新聞コラム、時事エッセイを再編集して収める。

目次

• 述史新論（日本の理想と使命並にその淵源について；問題の歴史的解明）
• 日本人のくらしの美（教育観—慈愛と親しみについて；教育観小学之弁—謙虚で節度ある祖先の営み；教育慨言—わが国人の生命観・史観・世界観；学校・家庭・教育—偏向を嫌ふ皇朝の学風；学問の始め終り；時務の感想）
• 懐旧懐人（ことばのみだれ；心なきわざ；義仲公の寺；論語の冒頭；落柿舎の問題　ほか）

巻冊次

第38巻 ISBN 9784061925380

内容説明

新聞、雑誌連載稿のほか、私的な刊行物への寄稿など、需められるままに書かれた戦後の文章中、単行本に収められることのないままになっていた主要作を集めて、新たに一本としたエッセイ篇。

目次

• 名人如泥
• 河童の鳴声
• 阿蘇山
• 日本の自然観
• 神々の夜
• 孔雀
• 壮大な悲劇人
• きもの
• 藍毘尼（ルンビニ）青瓷茶会
• 野鳥
• 近況
• 牽牛章
• ひとりの国際的陶工の現れ—上田恒次の陶業
• 鸚鵡の話
• インド工芸をみて
• かかし・福助
• 古即今—神道についての私観
• 紫翁一面観
• 三村さんを憶ふ〔ほか〕

巻冊次

第39巻 ISBN 9784061925397

内容説明

大阪高等学校時代の同人歌誌「〓火」に始まる著者の歌歴は古く、かつ長かった。生前公刊された唯一の歌集はじめ、遺された全歌を集め、併せて、詩・俳句のすべてを網羅した待望の詩歌篇。

巻冊次

第40巻 ISBN 9784061925403

内容説明

「初期文集」「コギト編輯後期」「編輯録」「序／跋集」「祭文／誄辞」に分ち、早熟の才を思わせる「コギト」以前の文章から、親しい友人の死に際して読まれた言葉まで、私的な性格の強い短文をまとめる。

目次

• 初期文集
• コギト編輯後記
• 編輯録
• 序／跋集
• 祭文／誄辞

巻冊次

別巻2 ISBN 9784061925427

内容説明

昭和８年、「麺麭」のメンバーと忌憚なく語り合った「同人雑誌に就て語る」から、同１８年の「文化思想戦」まで、時代の状況に対して文学・思想の果すべき役割と意味を言葉少なに発言した記録。

目次

• 同人雑誌に就て語る
• 現代作家批判座談会
• 新文学のために
• 新しいモラルをいかにいかすべきか？
• 文学者の生活をいかにすべきか？
• 文芸ジャーナリズムをいかにすべきか？
• 日本の文化的現状—日本について
• 武田麟太郎を検討する
• 現代短歌の帰趨を語る
• 万葉集に関連して
• 国民文学的遺産の問題
• 人民文庫・日本浪曼派討論会
• 浪曼派の将来
• 小説の問題
• 時局と日本文化の使命
• 国語国字の問題
• 知識階級と大衆
• 日本の出発
• 文化政策の基本問題に就て
• 心の米英を撃滅せよ
• 国史の再認
• 改革期の文学
• 日本恋愛観
• 平田篤胤を偲ぶ
• 日本の神と道を語る
• 文化思想戦

巻冊次

別巻3 ISBN 9784061925434

内容説明

戦前の文壇事情や雑誌の思い出、戦後になってかかわった同人誌の創刊事情など、著者周辺の多彩な人材と語り合った座談を収める。前巻と併せて、半世紀に近い著者の座談録を網羅。

目次

• 大和の文化
• 大和を語る新春清談
• 寧楽雑談会
• 文芸座談会
• 現代日本の反省
• 貧乏・芸術・金持
• お吟さまを語る
• アジアの眼
• 辰巳長楽翁を語る
• 保田与重郎氏の芸術観
• 「祖國」創刊前夜から「新論」秋焉まで
• ５大人の追想
• 日本人のくらしと新憲法
• 創造性を高める教育
• 天地の始め
• 明日の教育を考える
• 日本人のくらしと教育
• 「日本浪曼派」を語る
• 政治と革命と文学
• 大楠公と湊川神社
• 大和路の萬葉歌碑
• 日本人のくらしと建築

巻冊次

別巻4 ISBN 9784061925441

内容説明

唯一単行本になった中河与一との対談はじめ、著者の思想・美学を独得の語り口で明かした全対談と、需めに応じて講じた話の筆記録などを収録。

目次

• 対談（文学維新選語評；道統の護持；ろーまん派放談—五右衛門・豪傑・文学；薫風清談；日本浪曼派とその周辺；松陰の精神とその人間像　ほか）
• 日本の人
• インタヴュー（さがの清談；人生清談　ほか）
• 講演／談話（詩人と創造の思想；伴林光平先生百年祭当日談話；浪曼派林房雄；天皇を語る；偉才・池辺真榛　ほか）
• アンケート

巻冊次

別巻5 ISBN 9784061925458

内容説明

「規範国語読本」は、佐藤春夫監修のもとに、著者が収録作品を選定し、注解を書いた国語副読本の覆刻版。ほかに、死を看取った門下による「身余堂先生終焉記」を附す。

「BOOKデータベース」 より

詳細情報

• NII書誌ID(NCID): BN02330726
• ISBN:
  • 4061925318
  • 4061925326
  • 4061925334
  • 4061925342
  • 4061925350
  • 4061925369
  • 4061925377
  • 4061925385
  • 4061925393
  • 4061925407
  • 4061925415
  • 4061925423
  • 4061925431
  • 406192544X
  • 4061925458
• 出版国コード: ja
• タイトル言語コード: jpn
• 本文言語コード: jpn
• 出版地: 東京
• ページ数/冊数: 45冊
• 大きさ: 20cm
• 分類:
  • NDC8 : 918.68
  • NDLC : KH728