EC市場統合・1992年 : 域内市場完成の利益

書誌事項

EC市場統合・1992年 : 域内市場完成の利益

パオロ=チェッキーニ著 ; 田中素香訳

東洋経済新報社, 1988.11

タイトル別名

The European challenge 1992

タイトル読み

EC シジョウ トウゴウ 1992ネン : イキナイ シジョウ カンセイ ノ リエキ

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注記

文献: p187-188

内容説明・目次

内容説明

本書はEC委員会が2年の歳月と多大な人材を投入してまとめあげた1992年問題の解説書であり、また説得の書である。本書を読むとなぜECが域内市場の完成に取り組まねばならなくなったがよく分かる。非関税障壁の種類が網羅され、それら各々のコストが計算されている。そしてその除去から生じるはずの利得がいちいち推計される。経済政策の適切な支持があれば、1990年代末には7%の経済成長と500万人の新規の雇用を実現できるという展望が示されている。

目次

  • 第1部 EC市場の分裂—コスト要因(非共同市場—「統合」・20年後の現実;官僚的手続きと国境規制—企業への悪影響、小企業に最悪;公共調達市場での政府の保護主義—見当違いのカンフル注射;技術的規制と規格の不一致—計算困難だが軽視できぬコスト;域内国境にまたがる企業活動への障壁—国内市場との差異;サービス部門のコスト—未来の部門を締め付ける過去の規制;製造業のコスト—政府の企業活動妨害)
  • 第2部 市場統合・1992年のチャンス:予期される利益(市場コストから経済的利得へ—総利益を推定するための2つのアプローチ;欧州共同体の2000億Ecuを実現するために—市場統合利益のミクロ経済分析;1992年プログラムがEC経済に及ぼす総体的インパクト—市場統合利益のマクロ経済的分析;EC域内市場から最大の利益を得るために—最大限の成功のためのガイドライン)

「BOOKデータベース」 より

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