バテレン追放令 : 16世紀の日欧対決

書誌事項

バテレン追放令 : 16世紀の日欧対決

安野眞幸著

日本エディタースクール出版部, 1989.2

タイトル別名

バテレン追放令 : 16世紀の日欧対決

タイトル読み

バテレン ツイホウレイ : 16セイキ ノ ニチオウ タイケツ

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内容説明・目次

内容説明

南蛮貿易にわく長崎、聖堂でおきた殺傷事件とその顛末。中世都市長崎で何が起きたのか。果してイエズス会はこの事件にどう対処したのか、そして天正15年6月、秀吉が発したバテレン追放令とは何か。「日本は神国たる処…」に始まるこの文書の緻密な分析から歴史の断面が浮び上がる。

目次

  • 教会領長崎における「神の平和」(事件を伝える史料;事件の登場人物;事件の発端;神の平和;教会領長崎の成立)
  • バテレン追放令(文書の伝来と異同;文書群の系統図;A文書の改訂;捨札;特許状—第四・五条の分析;「音声」と「文書」)
  • バテレン追放令とキリシタン一揆(史料と研究史;文書と記録の関係—問題の所在;日付の変更—問題の解決法;物語の深層構造;記録の正統性と事実性)
  • 秀吉と右近 天正15年6月18日付「覚」の分析から(テキストと研究史;文書の対象;対象との関係;文書の分析;文書の機能と成立過程)

「BOOKデータベース」 より

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